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職業詳細
ブライダルパティシエとは、主に式場などでウェディングケーキを作る職業を指します。
ブライダルパティシエとして活躍するには、どのようにすればよいのでしょうか?
具体的な仕事内容をはじめ、ブライダルパティシエのやりがいや必要な資格、給料や将来性など、
ブライダルパティシエについてわかりやすくご紹介します。
ブライダルパティシエとは
ブライダルパティシエとは、結婚式場で働くパティシエのことです。
通常のパティシエは、レストランや洋菓子店などに勤務し、ケーキや洋菓子を製造しますが、
ブライダルパティシエは、結婚式場やホテルなどで結婚式用のケーキやデザートの製造を担当します。
ブライダルパティシエの仕事内容
顧客の大切な結婚式に華を添えるウェディングケーキやデザートなどの製造がブライダルパティシエの主な仕事です。
具体的には、新郎新婦の要望に沿ったウェディングケーキの製造をはじめ、
披露宴で提供するゲスト用のデザートや引出物のお菓子(引菓子)も製造します。
また、結婚式場となるホテルやレストランなどで販売されているケーキや洋菓子の製造、
メニュー考案や商品開発などもブライダルパティシエの役割とされる場合もあります。
さらに、完全オリジナルのウェディングケーキを提供する結婚式場の場合、
そのイメージ・こだわり・予算などを直接ヒアリングするため、
ブライダルパティシエが新郎新婦との打ち合わせに参加することもあります。
ブライダルパティシエのやりがい
ブライダルパティシエのやりがいといえば、自分の知識や技術を活かし、
結婚式という最大のライフイベントをサポートできることです。
ウェディングケーキやスイーツの製造を通して、新郎新婦の新たな門出を祝福できる喜びは、
ブライダルパティシエの醍醐味と言えるでしょう。
また、結婚式当日は、キャラメリゼやフランベなどのデザートを仕上げるため、
披露宴会場に姿を現すこともあります。
その際に、新郎新婦やゲストが楽しむ様子を直接確認できることも、
ブライダルパティシエとしてのやりがいを感じられる瞬間です。
ブライダルパティシエになるための方法
ブライダルパティシエになるためには、工芸菓子の知識やデザートプレートの技術が必要です。
また、他のパティシエとは異なり、ブライダル業界の知識も備えておくと安心です。
ブライダルパティシエを目指す場合、主に2つの方法があります。
ひとつ目は、実践経験を積みながら、ブライダルパティシエになる方法です。
ホテルやレストラン、洋菓子店などに勤務し、
パティシエに必要な知識や技術を現場で学び、直実にキャリアを重ねていきます。
ふたつ目は、製菓や調理専門学校に通う方法です。
専門学校では、自分が目指すパティシエの理想像に適した学科やコースがあり、
それぞれに特化した高度な技術や知識を実践的に習得することができます。
また、衛生管理や経営学などの知識も学べるうえ、
ブライダルパティシエになるために必要な資格取得や就職・転職のサポート体制も万全な点が専門学校の魅力です。
ブライダルパティシエに必要な資格
ブライダルパティシエになるために必要な資格はなく、
「菓子製造技能士」や「製菓衛生士」といった国家資格もありますが、
求人の応募条件にそれらの資格が必要である旨の記載はありません。
ブライダルパティシエの給料
ブライダルパティシエの給料は、勤務先やキャリアなどによって異なります。
たとえば、勤務先が大手結婚式場やホテルなどの場合、月給の相場は24万円程度と言われています。
ただし、勤務先の規模や経営方針、キャリアやスキルといった条件次第では、
月給18万円~30万円以上と大きな開きがあるようです。
また、見習い期間中であれば、月給16万円程度になることが大半とされています。
ブライダルパティシエの年収の相場は320万円程度と言われていますが、
個々の技術・知識・経験、デザイン力など、自分の技量が給料や年収に大きく反映されるため、
相場を上回ることもあれば、その逆も珍しいことではありません。
ブライダルパティシエの将来性ってどうなの?
世界中の人に親しまれる洋菓子は、日本でも安定した人気を誇る存在です。
そのため、トレンドやブームはあるものの、洋菓子の製造を担うパティシエの需要がなくなる可能性は少ないでしょう。
もちろん、結婚式場のウェディングケーキやスイーツなどを製造するブライダルパティシエも、
その需要が極端に減少することはないと考えられます。
ブライダルパティシエとしての将来を見据えた場合、
洋菓子のデザイン力や表現力を極め、流行や最新情報を察知するアンテナ、業界や市場の動向を見極める目、
商品開発や企画発案に必要なプロデュース能力などを養い、唯一無二の存在を目指しましょう。
今後のブライダル業界はどうなる?
ブライダルパティシエを目指す場合、今後のブライダル業界の動向も気になるポイントです。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大が原因となり、
結婚式の中止や自粛が相次ぎ、ブライダル業界に大きな影響を与えていました。
しかし現在では、結婚式の数が回復傾向にあり、ブライダル業界もコロナ禍前の活気を取り戻しつつあります。
小人数制やオンライン制を導入するなど、生活様式と同様に結婚式のスタイルも変化していますが、
結婚式そのものがなくなることはないでしょう。
よって、ブライダルパティシエのニーズが減ることはないと言えます。
結婚式に華を添える職業がブライダルパティシエ
ブライダルパティシエとは、結婚式のウェディングケーキやスイーツなどを製造する職業です。
結婚式場では、新郎新婦の新しい門出を自分の技術や経験で祝福できるため、
大きなやりがいを感じることができます。
本格的にブライダルパティシエを目指すのであれば、専門学校で学ぶことをおすすめします。
専門学校では、個人のレベルに合わせて学ぶことができるうえ、
講師の指導により早く、確実にスキルアップできます。
また、同じ夢や目標を持った仲間たちと切磋琢磨しながら技術や知識を身につけられるため、
人間的な成長やかけがえのない人脈を得ることもできるでしょう。
さらに、ブライダルパティシエは基本的に専門学校のみで求人募集が行われることも大きなメリットと言えます。
ブライダルパティシエを目指すならこのコース
ブライダルパティシエを目指す場合、レコールバンタンの以下のコースをおすすめします。
どのようなブライダルパティシエを目標としているのか、
自分のなりたい将来像を考慮し、最適なコースを選ぶようにしましょう。