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- パティシエになるために必要な勉強とは?独学、修行、専 ...
職業詳細
将来なりたい職業として常に人気のある「パティシエ」。フランスでは1440年頃にはパティシエという職業があったほど、歴史のある職業です。
華やかなイメージがありつつも、厳しい一面もあるパティシエという仕事。今回は、パティシエになるための勉強方法についてまとめてみました。
独学でパティシエを目指す方法、修行期間の生活、さらには専門学校で学べることなどを取り上げます。
パティシエになるために勉強しておきたいポイント
パティシエが活躍している場所といえば、街中や住宅街にある人気のケーキ屋店やパティスリー、
ホテルやレストランなどをイメージする方が多いでしょう。
ですが、パティシエは他にもお菓子メーカーや食品メーカーなど、様々な場所で活躍しています。
幅広い分野で需要のあるパティシエになるためには、どんなことを勉強しておけばよいのか具体的に見ていきましょう。
お菓子の作り方を理解する
お菓子作りは、同じ材料を使っても、その日の天気や湿度などによって味が変わります。
そのお店独自のレシピや工夫をもとにパティシエは毎日一定のおいしさでお菓子を制作する必要があります。
材料を混ぜるタイミングや量、火にかける時間を変えるなどの細かい調整を行い、お店が守るべき味のクオリティを維持することが求められます。
レシピをしっかりマスターしておくことはもちろん、レシピに込められた意図や狙いを理解し、五感を通じて微妙な変化を読み取りながら、
お菓子を作る技術が求められます。
売れる商品の企画や表現力を身に着ける
おいしいケーキやお菓子は、すでに世の中にたくさん存在しています。
さらに毎日のように新しいケーキやお菓子がテレビや雑誌、Webなどで取り上げられています。
お客様に商品を買っていただき、お店のファンになっていただくためにも、工夫をこらす必要があります。
例えば、昔から愛されている定番の商品に加え、季節やイベントに合わせて定番商品をアレンジした商品を出すなど、
お客様を引きつける企画力や表現力が必要です。
日本中、世界中から新しいアイデアが入ってくる時代、多くの商品が溢れているなかで、オリジナリティを磨くことが大切になっています。
プロデュース力とビジネス感覚を養う
ケーキやお菓子のおいしさや形だけでなく、ショーケースでの並べ方、ラッピングなど、お店全体の魅力をトータルで演出するプロデュース力も重要です。特に今は、誰もがSNSを使って情報を発信する時代です。
お客様がケーキやお菓子、お店の様子を撮影し、SNSにアップして、情報を広めたくなるような工夫や仕掛けも重要です。
パティシエとして、いずれ自分のお店を持ちたいと考えている方は、プロデュース力や経営、マーケティングなどビジネス感覚を養うことが欠かせません。
独学でパティシエになるための勉強方法
パティシエになるためには、専門学校に通う方がほとんどです。資格を取得できたり、就職に有利になるなどのメリットがあるためです。
しかし、独学でもパティシエになることは可能です。ここからは独学でパティシエになるためにやるべきことを解説していきます。
とにかくお菓子を作る
ケーキ作り、お菓子作りが好きで、趣味でやっていたところから自宅を改装してお店を始めた、というケースは少なくありません。
パティシエを目指す人は、何よりもお菓子作りが好きな人。
これまでもたくさんケーキやお菓子を作ってきたと思いますが、これからもケーキやお菓子を作り続け、
身近な人に食べてもらい、感想を聞き、クオリティの向上を図っていきましょう。
専門学校に通うことに比べると、学ぶ環境では不利な部分もあります。
ですが、今では書籍やインターネットなど、知識やスキルを身につけるための手段はたくさんあります。
それらを最大限活用することも独学でパティシエになるためには必要です。
お菓子屋さん巡りをする
専門学校では、お菓子作りの基礎から最新情報までを体系的に学ぶことができますが、独学の場合はそのような情報を取得しづらいという難点があります。
一方で、独学で学ぶ場合は、専門学校に通うことに比べると、比較的時間を自由に使うことができます。
そうした時間を活かして、人気のケーキ屋さんや話題のパティスリーをめぐり、実際に自分の目と舌で話題や人気の秘密を確認してみてください。
ケーキやお菓子そのものに加えて、お店の雰囲気、ラッピング、並べ方、接客などについても注意して目を向けましょう。
お菓子屋さんでアルバイトする
ケーキ屋さん、お菓子屋さんでアルバイトをしたり、パティシエのアシスタント業務を行うことを通して、
ケーキ作り、お菓子作りを学んでいく方法もあります。
人気店や話題のお店はハードルが高いですが、地元で人気の小規模なお店なら、そうしたチャンスが見込めるでしょう。
パティシエの修行で勉強できること
パティシエとして働き始めは、見習い期間としてケーキ作りやお菓子作りにかかわる様々な雑務をこなしていくことになります。
どんな仕事でも新人はまず研修期間があり、その後は先輩のもとでアシスタント業務を行いながら仕事を学んでいきます。
パティシエの世界は、昔ながらの徒弟制度のような考え方や習慣が残っている場合があります。
企業のように確立した研修制度やシステムがない場合がほとんどでしょう。
初めて経験することも多く、戸惑うことも多いですが、パティシエとして必要な基礎を学び、身につけるための大切な期間です。
パティシエ修行期間の生活
まず最初の半年程度はお店の掃除や洗いものといった雑用を担当します。そこから徐々にフルーツのカットやヘタとり、生クリームの泡立てといったケーキ作り、洋菓子作りの比較的簡単な作業を担当していきます。雑用や単純作業をやり続けることはとても大変です。ときには失敗して怒られることもあるはずです。朝は一番に出勤して、掃除や下準備を済ませ、夜は遅くまで残って練習する、といった厳しい毎日が見習い期間・修業期間は続きます。しかし、そうした仕事をしっかりこなしていくことで先輩たちから信頼されるようになり、徐々に責任ある仕事を任されるようになります。
今、第一線で活躍しているパティシエは皆、見習い期間・修業期間を経験しています。これからの時代、苦労が必ずしも必要とはいえなくなるかもしれませんが、これらの期間には大切な意味があるはずです。
パティシエの専門学校で勉強できること
今はパティシエを目指す多くの方が専門学校に通っています。専門学校ではどのようなことを学ぶのか具体的に見ていきましょう。
ケーキ作り、お菓子作りの知識やスキルはもちろん、食品衛生や栄養など、関係する分野も学んでいきます。
また将来、パティシエとして独立するときに必要になる経営の勉強も行います。
パティシエを目指す人が増えている今、専門学校はそれぞれ独自のアピールポイントを打ち出しています。
自分にあったところを見つけるようにしましょう。具体的なカリキュラムの例を以下のとおりです。
・製菓実習
洋菓子作りの基本となるフランス菓子をはじめ、ケーキやクッキー、キャラメルなどさまざまなお菓子作りの基本を学びます。
・製菓理論
お菓子が発展してきた歴史、材料の特性、道具に関する知識など、ケーキ作り・お菓子作りを支える基礎となることを理論的に学びます。
・栄養学
食品に含まれる栄養素の働きを学びます。それぞれの栄養素が人の体や健康にどのような影響を与えているのか。栄養や健康に配慮したケーキ作り、お菓子作りは今後、ますます注目される分野になります。
・食品衛生学
食の安全に関する知識を学びます。衛生は食に関わるものにとって基本となることです。パティシエの多くは「製菓衛生師」という資格を持っています。アレルギー表示など、食品を提供するうえで必要となる公衆衛生についても学んでいきます。
・経営学
将来、パティシエとして独立し、自分のお店を持つときに必要な経営について学びます。
お客様のニーズをとらえ、売れる商品を作り出すためにも、経営の考え方や視線は重要になります。
パティシエを目指すなら専門学校がおすすめ
現在、パティシエとして第一線で活躍している人の多くが専門学校を卒業しています。
かつては学校を卒業後、お店に就職し、修行していくスタイルが多かったのですが、
パティシエを目指す人が増えている今は、パティシエとして必要な基礎的な知識とスキルを身につけている専門学校卒業者を採用するお店がほとんどになっています。
また専門学校は就職のサポートも行っているため、パティシエになるために、専門学校を選ぶ人がほとんどになっています。
専門学校にはパティシエを目指すうえで有利な面がたくさんあります。
・個人のレベルに合わせて学ぶことができる
・講師の指導で確実にスキルアップできる
・同じ夢や目標をもった仲間がいるので励みになる
専門学校は学ぶ環境が整っているため、知識や技術を効率よく習得できます。さらに就職の面においても多くのメリットがあります。
・求人が豊富
・卒業生が業界で活躍している
・就職担当がバックアップしてくれる
専門学校には、パティシエを育て、送り出すための仕組みが整っています。パティシエを目指すなら、専門学校で学ぶことがオススメです。
パティシエを目指すならこのコース
製菓、カフェ、調理の専門学校「レコールバンタン」は、1人ひとりの夢を実現するための教育カリキュラムがそろっています。
食材の理解を深める農園実習や本場パリでの留学研修など、他では経験できないような授業が充実。
さらに講師は全員、第一線で活躍しているパティシエ。最新の現場を知るパティシエから、実践的なスキルを学ぶことができます。
あなたの夢をかなえる場所はここにあります。
・【2.5年制 週5日受講】グランパティシエ学部
└https://www.lecole.jp/faculty/grandpatissier/course/course1.php
・【2年制 週5日受講】パティシエ専攻
└https://www.lecole.jp/faculty/patissier/course/course2.php
・【2年制 週3日受講】WSパティシエ専攻
└https://www.lecole.jp/faculty/patissier/course/course3.php
・【1年制 週3日受講】パティシエ&ベーカリーコース