- 製菓・カフェ・調理専門の学校【レコールバンタン】/
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- カフェパティシエの仕事内容とは?面白さや働き方、給料を解説
職業詳細
カフェでの楽しみといえば、フルーツやクリームが美しくデコレーションされたパンケーキやパフェなどが挙げられます。テーブルに運ばれた瞬間、思わず笑顔になってしまう方も多いのではないでしょうか。
そのようなカフェのデザートは、もしかしたら「カフェパティシエ」が作っているのかもしれません。カフェパティシエとはいったいどのような職業なのでしょう?
そこで今回はカフェで活躍するカフェパティシエの仕事内容と、その面白さや働き方、給料などについて解説していきます。
カフェパティシエとは
パティシエとは、パティスリーや洋菓子店、ホテル、レストランなどで1日に数多くのケーキやデザートを作る職人です。そのため、直接お客様と接する機会は多くありません。
一方、カフェパティシエは、デザート作りはもちろん、カフェで提供している料理の仕込みや盛り付けなどをトータルで担当します。
また、オーダーを取ったり、作った料理をテーブルまで運ぶなど、カフェスタッフとしての作業も求められます。ここが製菓に専念するパティシエとは大きく異なる点です。
デザートを作るだけでなく、調理全般が好き、接客や人と話すことが好きという人には向いている仕事といえます。
カフェパティシエの仕事内容とは
カフェパティシエは、カフェ内でのデザート作り全般を任されますが、フードの盛り付けや配膳なども担うことが多く、業務内容は多岐に渡ります。
自分が作った料理やデザートを、お客様が食べる瞬間を目にできる点が、カフェパティシエの大きなやりがいでしょう。
ここからは、具体的なカフェパティシエの仕事内容を紹介します。
デザート作り
パティシエが複数人いるパティスリーやホテルとは違い、カフェパティシエは計量から盛り付けまで1人で行う場合が多いようです。
材料費が抑えられ、アレンジがしやすいため、パンケーキやパフェ、ワッフル、アップルパイなどが、カフェのメニューとして扱われています。
接客対応
パティスリーやホテルのパティシエは製菓作業に専念しますが、カフェパティシエはフードを提供することもあります。
ランチなどで忙しい時間帯は、調理のサポートはもちろん、オーダーを取ったり、会計をするなど、パティシエとしてだけではなく、カフェスタッフとしての接客対応も求められます。
調理補助
料理の仕込みや盛り付けなど、調理関連の作業をすることもあります。特に忙しいランチの時間帯は、手際のいい柔軟な対応が必要です。
カフェは、パティスリー専門の職場よりも取り扱うメニューの幅が広いため、よりたくさんの知識やスキルが身に付くでしょう。
新作の考案
パティスリーやホテルではトップパティシエが新しいメニューを開発しますが、カフェではカフェパティシエが新作メニューを考案します。
流行や季節、客層に合わせた新作の考案は大変な作業ですが、評判が良ければより多くの集客に繋がるため、やりがいのある仕事といえます。
食材選び、原価管理など
お店にもよりますが、カフェパティシエとして食材選びや原価管理を任せられることもあるようです。
オーナーや経営者と直接話す機会もあるため、将来的に自分の店を持ちたい人には、経営の勉強ができる良いチャンスとなるでしょう。
お祝いのお手伝い
お気に入りのカフェでバースデーや記念日のお祝いをする人も多いでしょう。
お客様の要望やシーンに添ったスイーツを作ってお祝いのお手伝いができること、そして、喜んでいただく瞬間を見ることができるのは、カフェパティシエとして最高の醍醐味です。
カフェパティシエの仕事の面白さとは
細部までこだわれる
一般的なパティシエが作るスイーツは、盛り付けにルールがあったり、画一的に同じものをたくさん作るなど、様々な制約がある場合も考えられます。
一方、カフェのスイーツは、店内ですぐに召し上がっていただくのが基本です。そのため、お皿の温度、デコレーション、そして提供するタイミングなど、パティシエとしてお客様に喜んでいただける一皿を細部にまでこだわって作ることができます。
お客様の反応を直に見られる
多くのパティスリーはお持ち帰りが主なので、パティシエはお客様が食べている場面を見ることができません。
その点カフェでは、お客様が自分の作ったデザートを食べるシーンが見られます。デザートを囲みながら写真を撮ったり、笑顔で食べているお客様の姿を見られることは、カフェパティシエとして何より嬉しいことではないでしょうか。
カフェパティシエの働き方
パティシエの朝は早いというイメージがあるかもしれませんが、カフェパティシエはカフェの営業時間に準じており、出勤時間が遅い分、退勤時間も遅くなる場合が多いようです。数多くのスイーツを作るパティスリーやホテルのパティシエより労働時間が少ない傾向にあるため、働きやすい環境であるといえます。
また、「未経験者可」でカフェパティシエを募集しているお店もあります。募集中の求人情報の内容をよく見て、やる気があるのならぜひチャレンジしてみましょう。
カフェパティシエの給料とは
カフェパティシエの平均的な給料はどれくらいなのでしょうか。
お店にもよりますが、相場としてはおおむね月18万円〜となっているようで、個人ケーキ店の新入社員よりは少し高めです。
また、経験者であれば優遇されたり、交渉により給与アップも可能でしょう。
カフェパティシエを目指すなら専門学校がおすすめ
カフェパティシエを目指し、「おしゃれなカフェで働きながら、SNSで人気が出るようなスイーツを作りたい!」「お気に入りのカフェでアルバイトから経験を積んでいこう」と思っている方もいるでしょう。
しかし、アルバイトとしてデザートの盛り付けを任されても、一から作り方を学べるお店はなかなかありません。
カフェパティシエを目指すなら、専門学校で学ぶことをおすすめします。専門学校にはその人のレベルに合わせたカリキュラムが用意されており、より早く確実にスキルアップできます。
また、同じ夢や目標を持った仲間たちと切磋琢磨しながら学ぶことができるため、モチベーションを保ちやすいというメリットがあります。
カフェパティシエを目指すならこのコース
レコールバンタンでは、カフェパティシエを目指すための専門コースを4つご用意しています。
プロになるにはプロに学ぶという理念のもと、現役プロの講師陣から、即戦力として現場で活躍できる技術を身に付けることができます。
また、製菓だけにとどまらず、バリスタや調理、経営、マーケティングなど、カフェ全般について幅広く学べるコースが豊富にあります。
さらに、店舗実習や海外研修もあり、卒業後の就職や独立・開業などの夢を全力でサポートしてくれます。
オープンキャンパスや体験イベントも開催していますので、気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
・グラン パティシエ学部【2.5年制 週5受講】
https://www.lecole.jp/faculty/grandpatissier/course/course1.php
・パティシエ専攻【2年制 週5日受講】
https://www.lecole.jp/faculty/patissier/course/course2.php
・WSパティシエ専攻【2年制 週3日受講】
https://www.lecole.jp/faculty/patissier/course/course3.php
・パティシエ&ベーカリーコース【1年制 週3日受講】
https://www.lecole.jp/faculty/patissier/course/course4.php