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2014.08.25東京
授業/特別講師/講演会フードコーディネーター実践プログラム
ズラリと棚に並ぶ食器。
その数、なんと3000点
「すご〜い!!」とハシャぐ学生たち。
ここは、株式会社ヒューのスタジオ「hue plus」。
今回は、フードコーディネーターのお仕事が体感できる業界認定プログラムをレポート!
株式会社ヒューのご担当者様からは、
○時間帯は、モーニングからランチ
○ターゲットは20代女性
○実在するコーヒーメーカーからのご依頼であること
という撮影テーマが与えられました。
フードコーディネーター研究科の学生
「ナチュラルな遅めのブランチを提案します。時間は、10時から11時くらいかな。盛りつけのイメージは平皿で……」
と、メンバーに話しながら食器棚に手をのばします。
料理、食器、机の質感などでコーヒーに合うシーンを表現します。
各チームのフードスタイリングをご紹介しましょう!
Aチームは、丸型が可愛いサンドイッチ
「10時くらいの朝食だと……こんな照明かな?」
Bチームは、ベーグルサンド。
サラダを高めに盛りつけ、立体感を出しました。
Cチームは、目玉焼きとホットケーキ。
ドレッシングをかける予定でしたが、
ココット皿に入れ別添えにし、見た目もスッキリ!
Dチームは、フルーツたっぷりのチーズケーキ♡
カフェオーナー専攻の学生
「いつかカフェを開きたいと思って、カフェオーナー専攻にしました。
普段の授業では、料理の基本や、経済面を中心に見ます。
キレイに盛りつけるということを学びたいなと思っています」
「フードを見せるための授業があまりないので、興味がありました。
いずれ、自分がお店を持った時にも、撮影にたちあうと思ったので」
と未来を見据えて参加する学生も。
「シズル感を出していこう!もっと、照りを出そう!
撮影の時のフードは、美味しそうに見えればいい。
実際には、美味しくなくていいんだよ」
とアドバイスするフードコーディネーター専攻の学生も。
シズル感とは、撮影で使われる「そそる」という意味。
「美味しそうに見えればいい」という言葉通り、ヒューさんチームが撮影するアイスコーヒー、
実はこれ、お醤油なんです!!!
何種類ものお醤油をブレンドし、コーヒーのような色合いに。
氷も、ダミーの氷。
「本物のコーヒーは、時間がたつと油が浮いてきちゃうんですよ。醤油の方が、色も赤っぽいんです」
こうした細かなテクニックも勉強になりますね!!
「コーヒーとお料理の世界を提案するわけだから、コーヒーをメインにしなくちゃいけないんじゃない?」
「真上からではなく、斜めから撮ってみる?」
と、試行錯誤。
カメラマンさん
「実際に、ありえるシーンを想像したほうがいいと思うよ」
湯気をつくるスチーマーで、ホットコーヒーに湯気をつける作業も体験!
パティシエ&ブランジェ専攻の学生
「もともと写真撮影がすきで、とても楽しみにしていました。ヒューさんが撮影された広告を見せてもらって感動しました。
今まで気にしていませんでしたが、これからは商品のパッケージに使われている写真も、注意して見てみます」
フードコーディネーター研究科の学生
「食器もクロスも多いし、テーマを選びながらスタイリングできて楽しかったです」
普段会えない他専攻と交流できただけでなく、フードスタイリングの実践的テクニックも身につけることができました!