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- [高等部]第7回スイーツ甲子園予選大会出場!!おもて ...
2014.08.08東京
コンテストパティシエ実践デビュープログラム
レコールバンタン高等学院が「夏の甲子園」に出場しました!!
野球場ではなく、キッチンで繰り広げられる熱き戦い。
今回の予選テーマは、「私たちのおもてなし」
応募総数556チームのうち、関東Aブロックの予選大会には5チームが残りました!
新井さん、高杉さん、竹田さんのチーム「すまいる」が提案するおもてなしスイーツとは……!?
注目度が高いイベントだけに、会場には、テレビの撮影が入っており、芸能人レポーターの姿も。
また、キッチンには、学生以外は誰も入ることができません。
講師陣は、ただただ見守るばかり。
また、後輩たちも応援にやってきました!
「手際が良くて驚きました。スゴい……」
と刺激を受けている様子!
5チーム中、最も作業を早く終えたのは、レコールバンタン高等部チームでした!
こうした調理試験では、ムダな動きがないかという「作業性」はもちろん、
制限時間内に、スイーツを作る前と同じ状態に机をキレイに戻せるか、といったことも評価の対象になるそう。
アピールタイムでは、紙を読まずに、審査員に堂々とプレゼンテーションしました。
「私たちのテーマは『モンデ・デュ・レーブ』です。フランス語で、夢の世界を意味します。
色々な国に、お客様がきた時はお茶を淹れてもてなすという習慣があります。
お茶の中でも、赤ちゃんから高齢の方も飲めるほうじ茶を使用しました。
デコレーションには、いやし、くつろぎの象徴である花と、ホッとしている女の子を置きました」
「ケーキは、上から、ほうじ茶ムース、フランボワーズのジュレ、3層目は濃いめのほうじ茶ジョコンド、
フランボワーズのガナッシュ、ロイヤルティーヌの5層になっています。
ほうじ茶の味わいだけでなく、フランボワーズを使うことで、いい意味で期待を裏切る味わいとなっています」
と落ち着いた様子でプレゼンしていましたよ♪
続いて、各出場高校のプレゼンテーションも行われました。
アピールタイムを終えて…
竹田さん
「色々トラブルがありました。特にチョコレートのテンパリング」
テンパリングとは、チョコレートに含まれるカカオバターを分解し、安定した細かな粒子に結晶させて融点を同じにする温度調整のこと。
この作業によって、チョコレートにツヤが出て、柔らかい口当たりになるそう。
竹田さん
「ダマがあると、キレイにできないんです。温めすぎても、テンパリングがはずれちゃったらおしまい。
そこで、ダマをなくすために、ちょっとずつ温めてみようということになって。
予備のチョコレートがなかったので、絶対に29度をこえないように慎重に温めて……なんとかなったんです!!」
新井さん
「ハプニングもありましたが、常に声を出し合って、連携がとれたと思います。時間にも余裕がありました」
高杉さん
「作れる自信はあったんですけど、ハプニングで焦りました(笑)
ヒヤヒヤしたシーンをあげれば、キリがありません。自己採点は……98点!」
竹田さん
「不安なことは、みんなで確認し合えてカバーできました。あとは結果を待つだけです」
そして……いよいよ、審査発表の時間がやってきました!!
審査員は、パティスリー・ラ・ヴィ・ドゥース堀江シェフ。
「スイーツ甲子園関東Aブロック予選大会、優勝は……
レコールバンタン高等部!!」
キャー!!!!!!
という大歓声と共に、驚きの表情を見せる学生たち。
記念品と、貝印ふたつぼしパティシエ認定書を授与されました!
高杉さん
「嬉しいですけど、ビックリして頭が真っ白です」
新井さん
「トラブルがあり、最初はどうなるか自分でも分からなかったです。でも、結果がこうなったので良かったです」
決勝大会への意気込みを聞かれると……
竹田さん
「絶対勝って、パリに行きます!」
新井さん、高杉さん、竹田さん、
予選大会優勝、おめでとうございます!!!
決勝大会は、9月15日。
優勝すれば、有名パティシエに会える豪華パリ研修が待っています。
若き才能と、チームワークに期待しましょう!!