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2014.09.02大阪
イベントパティシエ実践デビュープログラム
8月26日(火)、レコールバンタン大阪校で、関西で初となる「クラブデシュクレ・ジャポン テイスティング会」が開催されました
テイスティング会には、マールブランシェの藤田浩司シェフサロンドロワイヤルの垣本晃宏シェフ
クラブハリエの小野林範シェフをはじめ、7名の関西を代表するパティシエが参加し、
「コーヒー」をテーマに創作したスイーツを披露しました
左から時計回りに、パティスリーモンプリュ村田博シェフ、パティスリーモンプリュ林周平シェフ、マールブランシェ藤田浩司シェフ、
クラブハリエ小野林範シェフ、サロンドロワイヤル垣本晃宏シェフ、R.P.B L'ATELIER de KUZUKAWA葛川敬シェフ、
元帝国ホテル布施文彦シェフ、ES.NISHIZONO西園誠一郎シェフ
テイスティング会で披露したシェフたちの作品がこちら
『カフェノワゼット』
エチオピア産のコーヒー豆とプラリネのヘーゼルナッツを使用
最後にコーヒーの香りが残るように、一つ一つのパーツにコーヒーの香りを入れています
『コーヒーのボンボンショコラ』
WPTC(World Pastry Team Championship)でも製作した、
コーヒーとヌガチンとコーヒーガナッシュにグラッパの入った2層のボンボンショコラ
『コーヒーとカシスのムース』
エチオピア産のコーヒーにカシスを合わせ、あまり見ない組み合せに挑戦!
外側はホワイトチョコのムース、中にはカシスとコーヒーのジュレ
『クープ・ド・ノエル』
コーヒーとオレンジとキャラメルのお菓子。8月の終わりから秋にかけての夜をイメージ。
コーヒーの苦味と浅めに炊いたキャラメルの甘み、オレンジの酸味が相性抜群
参加シェフは、一人ずつ創作したスイーツのプレゼンテーションを行ない、
各シェフ同士や来場した約20名の業界関係者・メディアと新しいスイーツのアイデアやトレンド、
技術などについて意見交換を行ないました
最後に、クラブデシュクレ・ジャポンの発起人の一人である藤田シェフより、
パティシエを目指している学生に向けてこんなメッセージをいただきました
「私たちの仕事は『夢を作っている仕事』です。
パティシエに一番必要なのはホスピタリティ、おもてなしの心。
作ったお客様へ発信することで初めて意味を成す仕事です。
決して自己満足で終わらないようにすることが非常に大切で、
この職を「仕事」と思うのか、それとも「好きだ」と思うかで
お客様の反応も大きく変わってきます。
そこを意識できる『パティシエ』を目指して下さい。」
■クラブデシュクレ・ジャポンとは?■
2013年6月にレコールバンタンが事務局となって立ち上げた日本の一流パティシエ達の集まりです。
フランス・パリのクラブデシュクレと同じように、毎回ひとつのテーマを決め、パティシエ達が新しい
技術を取り入れた各自のスイーツを持ち寄り、パティシエ・業界関係者・メディアが意見交換できるイベントを実施しています。
パティシエ業界の活性化を目的として、レシピ通りのスイーツを作り続けるのではなく、新しいクリエイティブなスイーツを提案し続けることで、多くの方々に魅力を感じていただけるスイーツを生み出しながら、パティシエのスイーツ創作の可能性を追求していきます。