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2015.02.05東京大阪
授業/特別講師/講演会
皆さん、JAXAを知っていますか?
JAXAは、「宇宙航空研究開発機構」のことで、宇宙開発などに取り組んでいています
昨年、小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げされたことでも注目を集めていますよね。
JAXAって名前は知っているけれど、実際にどんなことをしているかわからない。
そんな人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、JAXAに興味のある方は30代以上の男性が大半を占めます。
その偏りを解消し、多くの方々にJAXAを知ってもらおうと動き出したのが
『VANTAN POP ICON PROJECT』!!
今回は「基礎科合同セッションプロジェクト」ということで、
スクールや学科の枠をこえてチームが編成されました!
このプロジェクトは、
「国内外のより多くの人達に『宇宙開発』に興味をもっていただき、
JAXAの活動を広く知ってもらう効果のある非公認アイドルまたはキャラクター」
の企画&提案をすること!
今回は、1月23日に行われた最終審査会の様子をレポート★
11月の全体オリエンテーション、12月の学内審査会を経て迎えた最終審査会。
まずは、JAXAのゆるキャラ『ジャックさん』を作ったチーム30のプレゼンです!
ジャックさんのキャッチコピーは
「のーすぺーす。のーらいふ。」
現在、若い女性からは年齢が自分の倍以上ある『倍以上男子』が人気です!
そこに目をつけたチーム30のみなさんは、
倍以上男子である50歳のジャックさんを作りました。
ジャックさんはJAXAの会社員であり、
わかりやすくゆる~く宇宙について解説します。
主な活動拠点はTwitter。ゆるい呟きを繰り返します。
また、活動計画としてはアニメも制作。
ニコニコ動画や、YOUTUBEで流します。
プレゼンの後は講評。
JAXAの広報部長の上垣内様、
広報部 企画・普及グループ 副グループ長の黒川様も
審査に加わります。
「『のーすぺーす。のーらいふ。』というキャッチコピーが気に入りました!」
「JAXAはゆるキャラが苦手分野なので、おもしろいと思います」
などの意見があがりました。
続いてはイケメン執事を作った、チーム26です!
執事の名前は『カグヤ』『イブキ』『レイメイ』。
衛星の名前からとっています。
活動計画としては、カグヤ、イブキ、レイメイの執事3名で『執事CAFÉ』を開きます!
執事のコスプレをした男性が、お嬢様であるお客さまを宇宙旅行へ案内すると言うコンセプトのもと運営します。
CAFÉメニューは、宇宙に関連したものを開発。
隕石落下ドキドキハプニングで執事がお嬢様を守ってくれたり、
ロマンチック天の川鑑賞をしたり、などイベントも開催します。
講評では、
「キャラクターの名前が、みんな知らないものなので秀逸!」
などの意見も出ていました!
その他にも、多くのチームプレゼンが行われました!
プレゼンテーションを終えていよいよ、表彰式!
まず、バンタン賞!
バンタンの講師の方からの評価が高かったものが選ばれます。
選ばれたのはチーム大阪のJA☆VA!!
大阪校から参加しました。
チーム大阪は、『じゃくたん』というキャラクターを作りました。
天気予報を軸に、身近な宇宙(JAXA)の必要性を訴えます。
他にも、お天気番組やキャラグッズ、SNSなどの活動を計画しています。
キャラクターの設定、プレゼンテーション能力など総合的に評価されました。
受賞後のチームリーダーのコメントでは
「チームとしては、最優秀賞を狙ってたんですが……」
と、悔し泣きする場面も。
でも、最後にはみんな笑顔!
大阪から選ばれたのは僅か1校であって、レベルの高い企画でした!
次の賞はJAXA広報部長賞!
JAXAの方々の評価が高かったものが選ばれます!
選ばれたのはこちらのチーム!
ゆるキャラ『いつメンJK★はやぶさ』を企画しました。
いつメンとはいつものメンバーの略。
いつメンの女子高生たちをゆるキャラに仕立てます。
活動範囲は、TwitterやLINEスタンプ、グッズ販売です。
Twitterでわかりやく宇宙の情報を配信。
LINEでは『ちょっと土星まで』、『腹ペコブラックホール』
などのコメント付きのスタンプを配信。
グッズは、iPhoneカバー、缶バッジ、ステッカーなどを考えています。
「インフルエンサーの分析等資料が充実していて良かった。」
「スタンプのコメントが面白かった」
などの理由から選ばれました★
代表者コメントでは
「1回目(学内審査)、2回目(最終審査)では、プレゼン相手が違うのでどう伝えるかを悩みました。
結果的にはJAXA広報部長賞ということで一番伝えたい人に伝わったかなと思います」
と話してくれました。
ラストは、最優秀賞です…!!!
選ばれたのは、高等部 JAXA OZAWAチームの『JAXAのない世界』です!!
高等部の学生で構成された高等部チームは、
リヴレという星の子どものキャラクターを使い「JAXAのない世界」という絵本を作りました。
JAXAがなくなると、津波の予測ができなくなる
というエピソードを交え作られた絵本はJAXAの大切さを教えてくれます。
また、活動計画としては絵本動画作成、企業とのコラボ、LINE公式アカウント作りなどを考えています。
JAXAがなくなったらという、新しいアイデアが高い評価を受けました。
代表者の受賞コメントでは
「JAXAがなくなったら、どうなるかを伝えたいと思いました。協力して下さったみなさんありがとうございます」
と、涙目になりながら話しているのが印象的でした。
学校がバラバラで集まる時間がなかなかとれなかった高等部チーム。
絵本作りもプレゼン前日までかかりました。
「受賞はできなくても良いと思っていた。賞も大事だけど、いろいろなことを学んで社会勉強になった」
と、コメントをする学生もいました。
最優秀賞含め受賞各チームには、副賞として筑波宇宙センター見学ツアー等の副賞が贈呈されます(^^)
学生にとって、とても有意義な経験をできたのではないでしょうか
ちなみに☆
『JAXA のない世界』は、2 月 21 日(土)に EBiS303 で行う
卒業修了制作展『VANTAN STUDENT FINAL 2015』の中で
パネル展示を行う予定ですのでお楽しみに!
【INFORMATION】
VANTAN POP ICON PROJECT特設サイト:http://www.vantan.jp/jaxaproject/