レコールバンタン卒業修了制作展2017レポート

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2017.03.06東京

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2017年2月19日(日)レコールバンタン卒業修了制作展が開催されました。

レコールで学んだすべてをこの日に表現する学生たち。

 

各科ごとに恵比寿エリアで行われたイベントをレポートします!

 

レストランシェフ科は人気カフェ「BREIZH Cafe CREPERIE Le Comptoir」をお借りして学生たちがレストランを運営。

 

 

 

 

テーマは「日々の食材に対する歓びと感謝」。

無農薬・無肥料の「炭素循環法」という農法で育てられた、たんじゅん野菜を使ったコース料理を提供します。

 

 

 

 

 

 

山、家、畑、川、田、野という日本の景色を表現した料理を考えました。

 

 

 

 

「山」は野菜の旨みをしっかり味わえる前菜。

「川」はワカサギのフワッとした食感が楽しめる一皿。

「田」は鴨を真空調理で旨みをとじこめ、鴨本来の味わいを楽しめるメイン料理。

 

趣向を凝らしたメニューをお客様に伝えるのはサービススタッフの渡辺さんと菊間くん。

「ちゃんと言えるようにカンニングペーパーを作ってきました!お客様にしっかりと私たちの思いを伝えたいです」と渡辺さん。

 

 

 

 

「サービススタッフが2名しかいないので声を掛け合いながら効率よく回したいです」と菊間くん。

 

 

 

 

 

 

11時の開店と同時に予約のお客様が来店。

 

 

 

 

キッチン内もフル稼働です。

料理を作る、お皿を並べる、盛り付けるなど学生それぞれが自分の役割に徹します。

 

 

そして料理に合わせて音楽もプロデュース。

サウンドスタイリストの大河内講師がDJとして学生が料理に合わせて選んだ音楽を流します。

 

 

 

 

コンセプト、料理、音楽、調理、サービスなどレストラン運営で学んだことを表現。

 

 

 

 

 

 

 

お客様からは「いままでパプリカは苦手だったんですけど、今日、初めて美味しいと感じました」

「サービススタッフの方がきちんと視線を合わせて丁寧にメニューの説明をしてくれたのが気持ち良かったです」などの感想が。

 

 

学生の思いはお客様にも伝わったようです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェ&バリスタ本科の学生は天現寺大使館で「90分で世界を旅する」をコンセプトに各国料理をビュッフェスタイルで提供します。

 

 

 

 

店内に入ると、色とりどりの国旗と共に目新しい料理がズラリ!

 

 

 

店長の八戸くんに話を聞くと「“ヨーロッパ・オーストラリア”“アメリカ・メキシコ”“アジア・アフリカ”の3チームに分かれて料理を考えました。各国料理の中に日本の素材やアレンジを加えて“和の要素”を入れることもテーマのひとつです」

 

 

 

「大使館をお借りするということで外国人の方も喜んでもらえるような各国料理を考えました。でも、食べたことがない料理にも挑戦したので、みんなで試作を6回以上してメニューを作るのが大変だったです。ビュッフェスタイルにしたのは、みんながワイワイ楽しく食事をしてほしいと思ったから」とのことでした!

 

 

その狙い通り、お客様から「これ、どんな料理だろう!」と楽し気な声が。それに学生が丁寧に説明をして盛り上がっていました。

 

 

EBIS303の会場でもさまざまなイベントが行われました。

 

会場に入ってきて、すぐに目についたのは高等部の学生による「コールド・ストーン・クリーマリー」とのコラボショップ。学生たちが歌いながら石板の上でつくるオリジナルスイーツに多くの人だかりができていました!

 

 

 

 

 

パティシエ&ブランジェ学部、スイーツデザイン本科の学生たちは「オリジナルプティガトーの創作、世界11か国へのプレゼント」と題して、王室のある11か国を選び高級菓子の代名詞「プティガトー」を創作。

 

 

 

 

 

 

 

「ステファニー王妃のかわいらしさを表現しようと思いシャルロットにムースリーヌ、バタークリームを使い、いちごを乗せました。準備をしているときに、厨房で学生それぞれが考えたいろんなケーキが焼き上がっていて、すごくキラキラしていて幸せでした」と今日を迎えたことと、その準備を振り返って嬉しそうに話してくれました。

 

 

 

「イギリスの花をイメージしてりんごのムースと紅茶のクレームを使ったケーキ“フラワリー”を考えました。今日は開店と同時に行列ができて大盛況! 頑張って作った甲斐がありました」

 

 

 

 

カフェオーナー本科は「P.O.P~デンマーク×POP×1日~」をテーマにデンマーク発祥の雑貨店「Flying Tiger Copenhagen」とコラボレーション。「P.O.P」とは「Plenty of playfulness」の略で“たくさんの楽しみの元を作ったり見つけたりする性質”という意味。このショップでコーヒーやフードで楽しもうという思いが込められています。

 

 

 

 

 

ショップのディスプレイも「Flying Tiger Copenhagen」のアイテムを使うなどしてとってもポップな雰囲気。学生が考えたドリンクも見ているだけで楽しくなるようなものばかり!

 

「飲んだときに気持ちが明るくなるようなドリンクを学生それぞれが焙煎から考えました。個人的なイチオシは“向日葵色”というアイスドリンク。マンダリンソーダとコーヒーを掛け合わせて太陽の光をイメージしました」とコメント。

 

 

 

 

レコールバンタンで学んだことを存分に出し切った学生たち。

多くのお客様が訪れた今回の卒展で、食で人を喜ばせる楽しさを感じられたはず。

これから、フード業界での活躍楽しみです!

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