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2012.04.14
スプリングセミナー第二弾
「レコールバンタンってどんな学校なの?」
と興味を持ってくれている高校3年生のみんなに向けて
「スプリングセミナー・パティシエクラス」が開催されました
この日は、様々な大会で日本代表を務めるトップパティシエ
和泉光一シェフの指導のもと
オリジナルのタルトフレーズづくりに挑戦します
セミナーの開始は11時。まずはみんなでお腹を満たしてパワー満タンで挑もう
ということで、ランチのサンドイッチづくり開始
在校生が手伝ってくれて
チキンやサーモン、アボカドやレタスなどをバゲットに
たっぷり詰め込んだとってもボリューミーなサンドイッチが完成
とってもおいしそうです〜
みなさん元気いっぱいになったところで
今日のメインタルトフレーズづくりへ。
パータシュクレの上に
クレームダマンドとイチゴをのせて
さらにその上にナパージュをぬっていきます。
みなさん慎重に、集中して取り組んでいました
クランブル・アマンドを周りにまぶして、粉糖をかけたら
しばらく冷蔵庫へ。
この間にタルトの中央にのせる、フランボワーズとイチゴのムースづくりを
和泉シェフがデモンストレーションしてくださいます
今回は生クリームを使わない、昔ながらの製法を披露するということで、
手伝いをしてくれている在校生も一緒に
和泉シェフの動きに真剣に見入っていました。
「メレンゲはね、振っても落ちないくらいまで泡立ててね。
でも、ブンって思いっきり振っちゃだめだからね」
時にユーモアを交えながらやさしく解説してくれる和泉シェフ。
緊張もほぐしてくれ、みんなの顔にも笑顔がこぼれます
そして、できあがったメレンゲをタルトの上に
美しく絞り出して、少し冷やし固めたら
上にフランボワーズ、セルフィーユを飾って完成です
色鮮やかで宝石のようにきれいですね
次はみんなの番
ムースをそれぞれのケーキにのせていくのですが
絞りだすのは技術が必要
みんな、精一杯頑張っていました
「次はタルトを飾るプレゼン台を、飴でつくります」
ムースを冷やし固めている間に、和泉シェフは
砂糖をつかったピエスモンテ(飴細工)を披露してくださいました。
世界大会で入賞を重ねたすばらしい技術を
こんな間近で見ることができるとは、本当に本当に貴重な機会
鍋に入った透明な飴に色素を入れたら、そのままパットの上へ
まるで抽象画を描くように流していきます。
「うわーキレイ」という感動の声があちこちから聞こえてきました
今度は、緑色の飴をこねる和泉シェフ。みるみるうちに美しい
照りがでて、ツヤツヤに変化してきました。
「飴の作業はパティシエの仕事の中でも、かなり危険度が高いです。
僕も若い頃、ヤケドで指がボコボコになって
当時付き合っていた彼女と手をつないだら『わ〜っ』って言われちゃって」
和泉シェフの思い出話に、教室全体は笑いに包まれました
そんな熱くて危険な飴を、まるで自分の意のままに操っているように
美しい葉っぱや、リボン、バラの花を次々に作り上げるシェフの姿を
吸い込まれるように、みんな見つめていました。
最後には完成したタルトを、プロカメラマンさんに撮影してもらい
最後は試食の時間
「とっても楽しかったです!」
「こんなに本格的なものがつくれるとは思っていなかった!」
「初めてみた飴細工、本当に感動しました!」
みんな、興奮気味に感想を話してくれました
参加してくれたみなさん、1日おつかれさまでした!
4月から毎月行われるLV CLUBのイベントで、
もっともっと素敵なシェフにお会いして、今からたくさんのことを吸収してくださいね