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2014.04.24東京
授業/特別講師/講演会
世界を舞台にデビューをめざせるレコールバンタン。
今回は、パリの中心、マレ地区にあるパティスリー「エクレアドジェニ」から、クリストフ・アダムシェフが来校
パリ市民を虜にする美しいエクレアのとっておきレシピを教えてくれました
作るのはマロンクリームのエクレア♪
アダムシェフは、学生に体験させながら教えるスタイルです。
学生を指名して、手順を見せたらすぐに実践させてくれました。
飾り付け用のクッキーにジャンドゥーヤをハケで塗ったり、焼きあがったエクレアの生地を切ったり...。
すべてがパリ有名店のシェフからの直伝です
シェフはとってもフレンドリーで、学生にどんどん話しかけてきます。
「日本で一番有名なパティシエは誰?」
と学生に前ふりをしておいて、
「じゃあ、パリで一番有名なパティシエは?」
と自分をアピールする当たり、ユーモアとエスプリが効いてます
そうこうしているうちにシェフ、いつの間にかデモンストレーション台から離れて学生の中に紛れ込んでいます!
「教えるほうが座るなんて、これは今までにない!」と上機嫌♪
さらに、
「日本でお店を持つなら...日本限定の抹茶のエクレアを創りたい。たとえば...ちょっと紙とペンある?」とおもむろに新作のイメージを練りだしました
まさに新しいスイーツのアイディアが生まれた瞬間に立ち会った学生たち。
シェフの自由さとおおらかさは、スケールが違いますね。
さて、肝心のエクレアは、最後に柚子を削りかけ、金箔をデコレートし、ついに完成です
今回はもう一品、目玉焼きに見立てたユニークなムースのスイーツも教えてもらいました
黄身の部分は、フルーツのジュレになってます★
さあそれではおまちかねの試食タイム
ムースのスイーツは、その軽い口当たりやフルーツのジュレの爽やかな香りが絶妙です
そしてマロンクリームのエクレアは、マロンクリームとトッピングしたオレンジのコンフィのマリアージュが最高でした。
学生は
「日本では考えられない斬新な組み合わせ。マロンもクレモンティーヌも味の主張が強いものなのに、全然ぶつかり合っていない。そのバランスが勉強になりました」
と感心しきりです。
また
「細かい手順にこだわらない、シェフのスタイルは斬新。プロがこだわるポイントが違うことを改めて学びました」
と刺激を受けたようです。
最後は
「ありがとうございます、シェフ!」
と挨拶で締めました。
シェフのパリのお店では、レコールバンタンの海外デビュープログラムに挑戦した学生を研修のために受け入れてくれたこともありました。
またお会いする機会もあるかもしれません
気さくなシェフに、本当に感謝です!
■エクレアドジェニ