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2014.07.22東京
コンテスト
レコールバンタンの卒業生が
エアロプレスの世界大会で優勝した
という一報を受け、取材へ伺ってきました
エアロプレスとは、空気の力を利用したコーヒーの抽出器具のことです
優勝したのは、新宿にある
『Paul Bassett(ポール バセット)』
というエスプレッソカフェで働いている佐々木修一さん
佐々木さんが優勝した大会は、イタリアで開催された
WAC(ワールド・エアロプレス・チャンピオンシップ)
世界27カ国の選手が出場し、競います
WACのルールは至ってシンプル
競技時間は8分間。
エアロプレスという空気圧を利用する抽出する器具を使用し、200ml以上のコーヒーを抽出します。
3名の審査員がブラインドでテイスティングし、勝者を決め、トーナメント形式で競います。
その時の大会の様子がこちらです!
WACの前に
JAC(ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ)
という日本大会が開催され、優勝した人だけがWACに出場できるという狭き門なのです
実際に、エアロプレスを使用してエスプレッソを作っていただきました
まずは、エアロプレスにコーヒーの粉を入れます。
お湯を注いで…
エアロプレスを使用し、ゆっくりと空気圧をかけて抽出。
すると、透明感のあるコーヒーが!!
紅茶かと見間違えるほど透明感があり、雑味のないスッキリとした味わい
それでいて、華やかな香り。
コーヒーの概念が覆されます!
その美味しさは、コーヒーが苦手なスタッフも飲めていたほど
また、大会の時は提供温度を50℃まで下げていたのだそう
温度が高いと、『美味しい』という感覚よりもまず『熱い』という刺激が脳に伝わってしまいます
そのようなことがないように、大会では温度も徹底したというこだわり
これが、世界チャンピオンである佐々木さんの目指したコーヒーなんです
佐々木さんはレコールバンタンで
カフェ&バリスタ総合学科
に所属
元々カフェでアルバイトをしており、ポールバセットのエスプレッソが好きで
「絶対、ポール バセットに就職したい!」
という目標を掲げ、入学されました
「篠崎先生に習っていて、とにかく所作がキレイで動きに無駄がないなので、とても勉強になりました。
レコールバンタンは講師や設備が一流で基本的なことが学べるので、学生のみなさんも技術や知識を身につけて頑張ってください。」
と佐々木さん
卒業し見事ポール バセットに就職してからも、コーヒーの研究やレシピ作りは欠かさないのだそう
レコールバンタンで学んだことや日々の積み重ねが、世界チャンピオンへの道に繋がったのですね
WAC優勝、本当におめでとうございます!!