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2014.08.04東京
授業/特別講師/講演会カフェ実践デビュープログラム
世田谷区三宿に店舗を構える
NOZY COFFEE
今回の「業界認定プログラム」では、
社長である能城講師が、将来カフェ業界に興味を持っている
学生たちのために講演をしてくださいました
まずは、家庭でも手軽にできるということで人気のフレンチプレスという
圧力を利用した抽出器を使って、能城講師からウェルカムコーヒーが振る舞われました
続いて、講師のプロフィール紹介
能城講師は小さい頃、野球少年だったのだそう
大学に入学して、授業でビジネスモデルを書いていたら面白くなり
大学4年生の9月に1人でコーヒースタンドをスタート
就職は考えず、卒業後に3人のスタッフを正社員として雇い
お店を本格的に営業するようになりました。
社長やオーナーの仕事は会社によって異なりますが、
最初の頃は1プレイヤーとして現場に立ち、社長と店長の両方をしている状態でした。
お店が終わると社長の仕事
営業・経理・総務など事務的なことまでいろいろと行っていましたが、
今は現場を離れ、企画や新店舗の準備などをしています。
はじめは4人でしたが、今では大きく3つのチームに分かれているぐらいまでに成長しました
プロフィール紹介の後は、カッピングというテイスティング
まずはコーヒーのカッピングです
3つのテーブルに
ブラジルのエルマー(ナチュラル)
ブラジル
メキシコのエルティーロ
の3種類のコーヒーを用意し、飲み比べを行いました。
『スペシャリティコーヒー』という、単一種から栽培されているコーヒーが
・ブラジルのエルマー(ナチュラル)
・メキシコのエルティーロ
の2種類
『CMコーヒー』という一般的なコーヒーが
・ブラジルのコーヒー
の1種類
続いて、牛乳のカッピング。
・高温殺菌の牛乳
・低温殺菌の牛乳
の2種類が用意され、違いを飲み比べました
ひと通り授業が終わり、質問タイム
「最初の資金ぐりはどうしたんですか?」
と、カフェの経営を夢に持つ人なら誰もが気になるであろう質問が学生から
「株を買ってくれる人から出資していただいたり家族から借りたりして、
トータルで4,000万を用意しました。」
という金額を聞いた瞬間、学生のみんなはとても驚いた表情をしていました。
機械が特に費用がかかってしまい、このぐらいは必要になるのだそう
別の学生からは
「大学を卒業した後に独立されましたが、コーヒーの知識や技術は
専門学校へ行かず、どのようにして習得したんですか?」
という質問が
「結果から言うと、習得していません。
JBC(ジャパン バリスタ チャンピオンシップ)の出場者を品質管理にしているので。
勉強には終わりがないですが、仕事はどこかではじめなければならないので。
どんどん新しいことが入ってくるので、常に新しい情報を得るようにしています。」
と、能城講師。
技術は新しく進化し続け、その時の流行りもあるので、
流行に敏感になり情報をいち早く取り入れていくことが大切になってくるんですね
カフェやバリスタに興味があって受けている学生たちが多く、
将来を考えるにあたって必要なことを聞くことができ、満足そうでした