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2014.11.17東京
イベントカフェ実践デビュープログラム
木々やお店が秋色深まる代官山。
そんな雰囲気に囲まれたヒルサイドテラスにて11月9日、今年も賑やかに開催されました!
Food Design Collection 2014
今年のテーマは
「食のブランド企画コレクション」!
オリジナルブランド企画を通してフードクリエイターの発掘を目的としています。
「商品企画」だけでなく「ビジュアルデザイン」「空間演出」「サービス」などなど…
ブランドにまつわる『食』の総合プロデュースを学生たちが考え提案するという
レコールバンタンならではの、現場のリアルを体感する内容となっています!
予選で選ばれた学生たちがそれぞれのコンセプトの商品やショップを
運営・プレゼンテーションを行い業界関係者の方々に審査してもらいます。
見事選ばれたブランド企画は、実店舗出店のチャンスが与えられます
自分のブランドショップが出せるかもしれないなんて、夢のようですね。
それでは、個性豊かな各ブランドをダイジェストでご紹介しましょう!
まずはカフェオーナー研究科のカフェショップブランド企画です。
「地域貢献」をテーマにそれぞれのチームが食・空間と地域のつながりを考えた店づくりを提案しました。
●カフェオーナー研究科 鳴海玲香
『GREEN DISH』 コンセプト:植物の力で、女性を元気に
こちらは主に若いママさんをターゲットにしたカフェレストラン。
地場産の素材や有機野菜を中心に、精進料理の食材をベースにした、とってもヘルシーなメニュー展開です
「子育て中のお母さんたちが場所やメニューに気を使わず、安心して行ける所がなかなか無いと感じて…
だからこそ健康にもよく地域とも関われる場所を作りたいと思いました」
と、リサーチや実体験に基づいたしっかりとしたコンセプトを語ってくれました
野菜が買えるマルシェや家族でゆったり過ごせる自然たっぷりのお店が印象的です。
●カフェオーナー研究科 岩崎あゆみ
『まなび茶屋』 コンセプト:地域で繋がり、地域で作る
歴史と伝統工芸がある埼玉県熊谷市を舞台にしたコンセプト。
昔ながらの日本家屋空間では、食事だけでなく料理教室やワークショップなどを行える場所にし、
文化を伝えたり学んだりしながら世代をこえた交流ができる目指すカフェの提案でした。
熊谷の一口野菜や小麦を中心に、和風にとらわれず洋風のエッセンスをとりいれたメニュー。
「めかじきの照り焼きソテー」はレモンを効かせた爽やかな風味です★
●カフェオーナー研究科 小松崎未来
『BAKERARY』 コンセプト:パンと本、人と出会う
「BAKE(パン)」+「LIBRARY(図書館)」がテーマのカフェ。
通常のブックカフェとは違い、本の貸し借りによって気軽に繰り返し立ち寄れる場所になることがポイント
また黒板など子供向けのちいさなワークスペースを設けることで、くつろぎながら学べる場所にもなる楽しい空間でした。
パンを中心に、働く人の健康な食生活のための「モーニング」メニューに取り入れてました!
●カフェオーナー研究科 小林裕和
『MODERN RADIO』 コンセプト:大人のリラックスルーム
「ラジオ」という昔ながらで地域密着のメディアをテーマにした、大人のカフェ空間。
店内にはちょっとしたラジオブースが設置しており、
青梅の地元の方がくつろぎながら
音楽を聞いたりや地域の情報が知れる場所ということでした
地域の食材を用いた和食ベースの創作料理が中心。
赤ワインのわらびもちや青梅産の梅カクテルなど大人が楽しめるメニューが素敵です
●カフェオーナー研究科 及川光陽
『Velib』 コンセプト:Ride on myself
近年ブームのロードバイク好きの方が交流できるカフェです
サイクリングロードの近くにオープンし、
美味しいコーヒーと一緒に自転車をもっと楽しみたい・乗ってみたいという
初心者や女性も気軽に入れる場所を企画していました。
健康的な栄養のあるメニューが中心。
片手で気軽に食べれるスポーティーパッケージも!
自転車をイメージさせるような、
空気の力で入れるこだわりの「エアロプレスコーヒー」を提供
地域に貢献するカフェとは何か?とても難しいテーマだったと思います
ですが、それぞれのチームが
テーマや土地の文化を深く研究し、
食や空間を通じて人と人がつながる大切さを
感じるお店を考えていました
次は「DELI」ブランドをご紹介します!