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2015.04.24東京
授業/特別講師/講演会カフェ実践デビュープログラム
業界認定プログラムの選択講座レポート!
【フードコーディネーターワークス】
フードコーディネートや店舗・メニュー開発などをするときは、
技術だけでなく「鋭い感性」や「センス・ひらめき」がとても重要!
講師としてお越しいただいたのは、
フランス人料理家であり、ライフスタイルデザイナーとしてご活躍されている
パトリス・ジュリアン氏
パトリス講師はフランス外務省に赴任、日本でもフランス文化や料理・デザインなどを
積極的に広め、執筆活動やタレントとしても有名
《ビストロブーム》や《カフェ流行》のパイオニアであり、あの「ル・クルーゼ」を
日本にいちはやく紹介し大ヒットするなど多くの実績を残されている、
カリスマ的プロデューサーなのです!
午前中は、カフェのブランディングをする上での創造力の講義でした。
ものの見え方・食・生き方、そして「自分」について考え、
いかにわかりやすく伝えるかをお話し頂きました。
「最初は難しく考えないで。自分をドリンクやフルーツに例えたら何か?
頭をやわらかくして表現してみよう」
そして、数名のグループになって、作ってみたい「カフェ」を考えます。
午後はみんなの前でプレゼンテーション
パトリス講師からの指示は
「まず、言葉でなく身体でカフェのイメージを伝えてみよう」
というもの!
非常にユニークなプレゼンですが、とても印象に残りました。
最初のグループが提案したのは「カメレオン・カフェ」というテーマ。
せーの、でポーズ
「これを見て何をイメージする?」とパトリス講師。
「あの部分がカメレオンかな?」
「あの人は何をしているの?」
「これはプラネタリウムを表しています」
賑やかに感想が飛び交います。
「いろんなタイプの癒しに合わせた部屋があり、色やインテリア・アロマ・食事などから
リラックスできるカフェ」というコンセプトでした。
パトリス氏や他の学生からはコンセプトやメニューについてなどさまざまな方向から質問が
「食事の場にアロマは合うの?」
「スタッフはどういう存在?」
「コストはどうなるの?」
学生たちのディスカッションも白熱!!
「やりたいことがいっぱいあるのは良いこと!でもテーマで一番伝えたいとこは何だろう?
自由に考えたら、それをまとめてわかりやすく伝わるようにディレクションするのが大事」
次のグループは「サラリーマン向け1人鍋専門店」がコンセプト。
どんなストーリーか、わかりますか?
他のチームもそれぞれとても面白いプレゼンを行いました
学生たちもはじめはなかなか固い頭になってしまってた模様。
「大事なのは子供のようなフレッシュな見え方。
活躍している良いお店や会社はみんな、遊び心やチャレンジ精神をたくさん持っています。
そこを常に意識して、コンセプトを考えてほしい」
自分たちの身体を使って表現するのは普段なかなかやらないこと!
頭をやわらかくして創造力を大きく広げることを、学生たちは体感したようです。
パトリス講師ならではの非常にユニークで楽しい講義でした