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2016.04.03東京
イベントその他
目黒川の桜が咲き始めた3月の終わり。
高校2年生限定のイベント「スプリングセミナー」が
レコールバンタン中目黒レーヴ校舎で行われました!
フランス人からも大好評だった、講師のオリジナルレシピ「エゴイスト」を製作します!
指導してくださるのはレコールバンタンの講師で
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2011の
日本代表キャプテン 鍋田幸宏 シェフです。
参加者のみなさんはコックコートにエプロン、コック帽を
身につけて、実習教室に集合。早速製作に入ります。
「早く、きれいにクリームをしぼるのが難しい」と
ちょっぴり苦労している参加者もいましたが
在校生の先輩たちの助けを借りて
1人1台、見事にケーキを完成させることができました
ケーキの製作実習の後は、お待ちかねのランチです
カフェオーナー学科やパティシエ学部の在校生たちが
腕をふるったメニューの数々が並びます
メニューは、トマト系、クリーム系、オイル系のパスタに
オリジナルのドレッシングがポイントのシーザーサラダと
オニオンスープ。どれもとってもおいしそう
また参加者から在校生に、レコールバンタンの
学校生活について質問をするなど、終始和やかな雰囲気でした
ランチのあとは、実習教室に戻って
鍋田シェフの指導のもと、クリームの絞りの特訓です。
鍋田シェフのデモンストレーションを
真剣な表情で見つめる参加者のみなさん。
「真上から見ながら、丸く絞ること」
「口金の高さは一定で手の動きは小さく、クリームは多く出す」
絞り袋の持ち方から絞り方まで、わかりやすくポイントを
説明してくれました
今度は実際にクリームを使って絞ってみます。
「力を抜くのが早いね」
「手の動きが楕円になっちゃてるよ」
それぞれの参加者に対して、鍋田シェフがていねいにアドバイス
何度も繰り返し絞るうちに、だんだんと上手になってきました。
その後、みんなで片付けをしてからは
午前中の実習でシェフが作ったケーキの試食と質疑応答タイムです。
「修行はどのくらいすればいいですか?」という質問には
「修行は一生。パティシエをやっている限り終わりはないと
俺自身は思っている。どこで一人前かは、それぞれが決めることだから」
と答えた鍋田シェフ
最後には、参加者のみなさんに対し
「この業界は大変なこともあるけれど、誰しもが通る道。
どんなに有名な人だって最初は何もできなかった。
自分の将来なので、自分でしっかり考えて、一人でも多くの学生が
この業界に入ってくることを願っています」
というシェフからのメッセージで、セミナーは締めくくられました。
約20名の参加者のうち、唯一の男子にこの日の感想を尋ねると
「いろんな経験をすることができました。
特に一流のプロのパティシエから、厳しいことも含めて
率直な言葉を聞かせてもらったのは貴重でした」と話してくれました。
参加者のみなさん、そして保護者のみなさん
レコールバンタンにお越しいただき、ありがとうございました