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2016.05.29東京
イベント授業/特別講師/講演会コンテストパティシエ実践デビュープログラム
おしゃべりもせず、作業に打ち込むレコールバンタン高等部の学生たち。
なにやら、とても小さなものと格闘していますが……?
実は、今回は貝印スイーツ甲子園に向けての特別授業です。
<貝印スイーツ甲子園とは?>
キッチンを舞台に、熱戦が繰り広げられるスイーツ甲子園。
レコールバンタンの先輩たちは
第7回大会優勝を果たすなど、その歴史に名を刻んできました。
★参考URL https://www.lecole.jp/topics/blog/detail/1317.php
★https://www.lecole.jp/topics/blog/detail/1954.php
実習室には、去年の決勝大会に出場した
「東京らんこんとる」の姿も。
「今年こそ、優勝します!」と市村さん
気合い十分です!
「自由課題のテーマは『わたしのまちの新名物』です。
まだ、デザインを決めきれていない部分もあります」と、齋藤 奈月さん。
描いたスイーツのイメージをもとに……
齋藤 美久さんと、市村さんは飾り付け作りを練習中
齋藤 奈月さんは、飴細工に力を入れています。
「ジャパン・ケーキ・ショーで、すばらしい飴細工を見て以来
ずっと好きなんです」と、にっこり。
実は、スクールでは未だ飴細工の授業は始まっていません。
独学と、講師の方々に教えてもらい技術を習得してきたそう
こまめに、チョコレートの温度を測定している学生もいました。
これは「テンパリング」と呼ばれる作業です。
チョコレートのなめらかな口溶けとツヤを出すための
温度調整のこと。
こちらのチームのテーマは「栃木県」。
「大島さんが栃木県の出身ということで、栃木県を選びました。他のメンバーは、千葉出身なんですけど笑」
しか〜し!
飴細工がなかなか思うように仕上がらず……
頭を抱えていました。デザイン変更も、ありえるかも!?
また、「マジパン」でせっせと飾りを作っている学生も。
マジパンとは、粉末のアーモンド、砂糖、卵白をこねてペースト状にしたもの。
洋菓子の装飾に使われるもので、一応食べられます
(でも、学生たちによると「あんまりおいしくない」んだとか)
「できてく感じがすき♪」という学生もいれば
「細かい作業が多くて苦手……」という学生も。
マジパンに色粉(いろこ)と呼ばれる食用色素を混ぜて、
イメージした色を作ります。
また、自由課題と並行して練習しているのが、課題作品の練習です。
今回のテーマは、「ジェノワーズにクリームをサンドしたデコレーションケーキ」
ジェノワーズ(スポンジ)を焼く係、
クリームを塗る「ナッペ」をする係、
そして、「しぼり」をする係
の3役にわかれて、仕上げます
「一発で仕上げなきゃ!」と意気込んだものの
思うようにジェノワーズが焼き上がらずしょんぼりしているコも……
「今日は失敗してもいいから、気持ちを切り替えていこう!」と、
原島講師が励まします
そこへ、「東京らんこんとる」の齋藤 奈月先輩が登場!
「焼く時間に気をつけて。予選のときは専門学校だったから業務用オーブンを使えたけど、
決勝のときは家庭用オーブンだったよ。火力もちがうので、よく見てね」
と、アドバイスしてくれました
スイーツ甲子園に向けて、着々とチームワークを磨き
ピッチをあげている学生たち。
高校生パティシエの頂点を目指して、がんばってくださいね