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- パリ留学基礎科・パティシエ基礎科 製菓販売実習レポート♪
2016.09.02東京
イベント授業/特別講師/講演会パティシエ実践デビュープログラム
「いらっしゃいませー!」
レコールバンタンのレーヴ校舎から元気よい声が聞こえてきます。
パリ留学基礎科・パティシエ基礎科が共同で焼き菓子の販売実習を開催。
いつもの校舎がお店に早変わりです。
店内の飾りやレイアウトもすべて学生が考えたもの!
お客様に渡すトレーには店内の見取り図がかわいらしく描かれているという工夫もたっぷり♪
販売する焼き菓子は…
・マドレーヌ
・ケック
・タルト
・ディアマン
・フィナンシェ
・ブール ド ネージュ
以上の6種類。種類ごとにノーマルとアレンジレシピをプラスしてバラエティに富んだメニューが並びます。
学生にオススメを聞いてみると「タルトグリオットがイチオシです。高級なピスタチオをはじめ素材にこだわっているから絶対に美味しい!」
「ケックのアナナスは絶対に食べてほしい。パイナップルとリキュールの相性が抜群です」
でも、お店に並べるまでには並々ならぬ苦労があったようで…。
「販売基準がとても厳しくて、形や色など講師のチェックを受けてOKなものだけが並べられます。キレイな焼き色になるようオーブンの前に張りついていました」なんて学生も。
店長を務める学生は「2つのクラスが合同なので、なかなか連携がとりづらくて大変なこともありましたけど、みんなで協力しながら頑張りました」
そんな頑張りが報われるかのように、11時の開店と同時にたくさんのお客様が来店!!
アッという間にレジに行列ができました。
レジもミスがないように商品を確認する担当とレジ担当に分かれて2重にチェック。
そのおかげでスムーズにお会計を行っています。
この日は授業参観もあったため、親御さんが大量に購入してくれる、なんてことも。
「どれがおすすめ?」とお客様に聞かれると、学生たちもセールストークを積極的に行います。
一度、買い物に来た後、またすぐに訪れたお客様も!
「さっき紅いもクッキーを買って外で食べたらすっごく美味しくて、引き返してきちゃいました」と笑顔。
なんと、開店から1時間で焼き菓子はほとんど無くなってしまうという嬉しい悲鳴が。
でも、喜んでばかりもいられません。目指すは完売!
残りの焼き菓子をいかに効率よく売るか学生同士で作戦会議。
「お客様が入っていて目に入るところに置こう」
「あまりお皿に盛りすぎると、あまっているように見えるから、少な目に盛ろう」
それぞれが意見を出してテーブルのレイアウトを変えたり、盛り方を工夫します。
お客様の数が少なくなると、校舎前で呼び込みを開始!
自ら積極的に動くことで再びお客様が増えてきました。
製造から装飾、販売戦略までを考えて実践できる販売実習。
お客様に買ってもらう嬉しさとチームワークの大切さを同時に学べたようです!