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2017.02.15東京
授業/特別講師/講演会
この日はカフェプロフェッショナル総合基礎科の
ドリンクの授業にお邪魔しました!
担当は篠崎好治講師です。
この日はデザインカプチーノで
うさぎを描く事にチャレンジ!!
でも、その前に……エスプレッソマシンの消耗品である抽出口の
ゴムパッキンの取り替え方から、授業が始まりました。
ちょうど学校のエスプレッソマシンが取り替え時だったからです。
「ゴムパッキンは熱をかけると硬くなって
ヒビが入ってしまう。で、そこから圧力が漏れるから
定期的な交換が必要になってくる」と
篠崎講師が説明をしながら、パッキンの取り替えを実演。
バリスタにとってはマシンの管理も大切なお仕事です。
ゴムパッキンの交換を終え、エスプレッソを淹れる復習です。
ある学生が淹れたエスプレッソを篠崎講師が味見。
「いいんじゃない?」という講師の言葉に
ホッとした表情を見せていました。
続いてはカプチーノを淹れて、そこに点や線を描いていく練習です。
学生たちはミルクの注ぎで丸を描く方法までは
習っているのですが、点や線を描くのは初めて。
まずは篠崎講師のデモンストレーションです。
学生にミルクで丸を描くところまでやってもらった後
ピックを使って、あっという間に犬の顔を描いた講師。
「茶色の部分にピックをさして色をとってから
白い部分にさすと点に、ゆっくり動かすと線になります」
今度は学生たちの番。まずはカプチーノ作りです。
丸を描いてから、ピックを手にとって……
「わ〜、手がめっちゃ震える!」
「あれ、点が小さくなっちゃう」
なかなか最初はうまくいかないようでしたが
繰り返すうちに上手にできるようになってきました。
そして、うさぎに挑戦です。
まずは篠崎講師から、うさぎの描き方についての説明が。
最初は丸を描く要領で、その後ミルクピッチャーの注ぎ口を
グッと移動させることで、耳の部分を作っていきます。
そして、ピックで目や鼻などを描いたら完成です!
「もし、左右の耳のバランスが違ってしまったら
目や鼻を描くときに少し位置をずらして
右向き、左向きにするとフォローできるよ」(篠崎講師)
学生たちも自分でやってみますが、なかなかうさぎの形に
ミルクを注ぐことができません。
耳が短くなってしまった人には
「最初に注ぐときの丸が小さいからだよ」と講師からアドバイス。
みんな何度も繰り返し練習しているうちに
少しずつ上手になってきました。
終盤には綺麗にうさぎが描けるようになった学生も。
「最初はミルクを注ぎすぎて、カップから溢れてしまって
ひどかったですが、やっと、なんとかなりました」
と笑顔で話してくれました。
初めてのデザインカプチーノへの挑戦。
これからも腕をどんどん磨いてくださいね!