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2017.10.25東京
授業/特別講師/講演会
世界70カ国以上で展開しているイタリアンバルチェーン「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」の
秋の新メニューを、学生たちが考案！
この日は最終審査に残った4チームがプレゼンを行います。
セガフレード・ザネッティ・エスプレッソからはマーケティングマネージャーの服部さん、
商品開発担当バリスタの佐藤さん、店舗事業グループの長柄さん、柳下さんの4名が来校。
江沢講師が見守る中、準備に入る学生たち。
トップバッターは安部くん。メニューは『アップルパイティー』です。
なんとカップにアップルパイがささった驚きのビジュアル！
これは前回の中間審査で服部さんから「フォトジェニックな商品がほしい」という要望を受けてのアイデアなんです。
「静かで安らげる秋をテーマにしたドリンクです。
アップルパイシロップの風味に合うようにダージリンティーを使用しています」と安部くん。
試飲後、服部さんからは「見た目は前回から大きく変わった」。
柳下さんからは「現場が喜ぶような作り。でも、味のインパクトが弱いかも」と評価。
プレゼンを終えた安部くんに話を聞くと
「ビジュアルは変わったけれど味が弱かったかもしれません。
でも先方の質問にはきちんと答えられたと思います」とのこと。
2チーム目の阿部さんは「大人の女性が飲みたくなるノンアルコールのサングリアです」と
『スパイスグレープソーダ』をプレゼン。
審査員の前でフルーツを盛り付けながら説明をします。
「スパイスの香りを移した濃厚なぶどうジュースをトニックウォーターで割りました。
チャイシロップをプラスした生クリームとフルーツ、
スパイスでローズマリーとスターアニスを飾ります」とインスタ映えするドリンクを提案。
佐藤さんから「完成度が高いですね」と高評価されつつも
「店内でのオペレーションはどう考えていますか？」と鋭い質問。
この質問に的確に答える阿部さん。実は事前に江沢講師から
「オペレーションのことを聞かれる可能性が高いから考えておこう」と練習していたもの。まさにその質問が飛び、狙い通り！
続く3チーム目のプレゼンは山田くん。
エスプレッソが大好きだという山田くんの思いを詰めた、
エスプレッソをベースにしたアレンジドリンク『イタリアンポップコーンラテ』をプレゼン。
「セガフレードのローストの強い味わいを生かし、ヘーゼルナッツを混ぜ合わせたポップコーンをあふれるほど乗せました。
ポップコーンはメープルシュガーでキャラメリゼしています」
服部さんから「キャラメリゼした理由は？」と聞かれると
「発売がハロウィーン時期でもあるので甘いメープルを使いたかったからです」と回答。
柳下さんからは「美味しいけれど味がまとまりすぎているかな。もっとインパクトがあってもいいかもしれません」と指摘。
4チーム目は急病で来られなくなった長谷部さんの代理で阿部さんと真部くんがピンチヒッター。『シブースト風ドリンク』をプレゼンしました。
すべてのプレゼンが終了した後、審査結果をまとめます。
今回、満場一致で決まったのは阿部さんが考案した『スパイスグレープソーダ』。
柳下さんから「ドリンクは出したときにお客様が“オッ！”と思えるものがいい。それがありました」と評価。
最後に阿部さんに感想を聞いてみると「実は中間審査ではあまり評価が良くなくて、
最終審査に向けてセガフレードのメニューを研究したりと勉強を重ねました。
江沢講師へオペレーションについての事前確認をしたのも良かったと思います。
今は嬉しい気持ちでいっぱいです！」
まさに努力が報われた瞬間！
商品化が楽しみですね！
