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2018.01.15東京
授業/特別講師/講演会
ここは、ドリンク実習室。
いつもは明るい教室ですが、何やらあやしい照明に。
ムービーカメラの先に立っていたのは……
カフェプロフェッショナル本科(2年次)生です!
学生たちは、これまでに習って印象的だったメニューを、自らスタイリング!また、作る過程を映像におさめているところです。
「顔、うつりますか?」と荒井講師と話しているのは、トップバッターの阿倍さくらさん。選んだのは、シンプルなドリップコーヒーです。
いよいよ本番!
「3…2…1!」の合図でスタートします。
まず、ドリッパーの上にペーパーフィルターを入れて、その中にミルで挽いたコーヒー豆を入れます。そして、上から細口ドリップポットで、ゆっくりとお湯を注いで抽出。
コーヒーをカップに注いだら、両手で抱えるようにしてカップを持ちあげ、
そっとカメラの前に置きます……。
(このとき、物音が入らないようにするため、学生たちはみんな無言&フリーズ!)
「はい、カット!」と、監督の伊野くんからOKが出ると、緊張していた空気が一気にゆるみます。
阿倍さん「ドリップコーヒーは、飲む人によって、ポットから出るお湯の量や抽出する時間、
豆の挽き方などを変えられるところが好き。最初から最後まで自分の手を使って淹れることができるのも楽しいです」
続いては、江本さん。
ほうじ茶ラテを選んだ理由は……
「在学中に、ほうじ茶プリンなど、いろいろなメニュー開発でほうじ茶を使っていたから。もともと、ほうじ茶好きなんです」と、にっこり。
あえて、急須、茶葉、茶葉の袋などもテーブルにコーディネートすることでほうじ茶ラテのおいしさが際立つセットになりました!
「サイフォンは、レコールバンタンに入学する前から好き。コーヒーに興味を持つキッカケになりました」と長谷部さん。
「一般的に、コーヒーは90℃くらいで淹れることが多いんですが、サイフォンは100℃に近いお湯で淹れるので、
苦みも出て、味にメリハリが出るんですよ」
撮影がスタートしても、終始落ち着いた様子!
でも、本当は「緊張しますね。ちょっとかしこまっちゃいました!」と、内心ドキドキだったようです。
続いては、真部くん。
トニック30:ソーダ30:お酒60の割合で合わせた「酒ニック」というレシピを披露!
「お酒が苦手な人でも飲みやすい配合です。
僕自身も、新しいお酒の飲み方はないかなーと探していたときに出あったので思い入れがあります」
作る前に、あらかじめ全アイテムをテーブルの上に整然と並べておくのがポイント!
ムダな動きはせず、バーテンダーのように淡々とドリンクを作りあげました。
安部くんは、MONIN COFFEE CREATIVITY CUP 2017に応募したときのレシピでスタイリング。
安部くん「夏をイメージしたドリンクです。
コスタリカの豆で抽出したエスプレッソに、スイカのシロップ、果肉入りの柚子のシロップ。
隠し味にスパイスのクミンを入れています。
ドリンク担当の篠崎講師に『もっとこうしたらいいんじゃないか?』とアドバイスされたことや(笑)
あと一歩だったことを思い出しながら心を込めて作りました!」と笑います。
おまけに(?)、棚に寄りかかりながらオリジナルドリンクを満喫する……というCM顔負けのカットも撮影!
「カッコよすぎ〜!」とクラスメイトからも評判でした♪
「今回は、自分たちの習ったメニューを、いかにムービーで映えるようにスタイリングするかが課題です。
また、普段は自分たちのしていることを客観的に見る機会がないと思いますが、
10年後に観ても面白いですし、卒業前の記録にもなれば」と、授業を担当する荒井講師。
撮影した動画は、編集されてBGMなども加わるそう♪
これまでに習ったことと、学生たちの今が詰まった貴重な一本になりそうですね♪