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2018.01.10東京
授業/特別講師/講演会フードコーディネーター実践プログラム
今回は、フードコーディネーター専攻の授業をレポートします!
作るのは、ケータリングを想定したフィンガーフードです♪
学生たちが熱心に巻いているのは……?
「薄く切ったズッキーニでレバーペーストを巻いたメニューです」
もう一品は、マッシュポテトを薄切りのローストビーフで包んだもの!
均一の厚みで丸めるのが意外と難しいようで……
「飴細工の職人さんの気分です(笑)」とにっこり。
作業をしていると、
……ピピピピピ!!
オーブンから、ビスコッティが焼き上がる音が。
「どう?表面はカリッとしている?焼きが足りないものはもう少しオーブンに入れてね」とアドバイスするのが、
2週にわたりケータリングフードを教えてくださる川﨑尚美講師。
デザートも同時進行で作っていきます。
・レバーペーストと木の実のロール
・ローストビーフとポテトのロール
が仕上がったら、続いて3品目「塩漬け豚肉のソテー」の焼き工程に入ります!
川﨑講師「ケータリングメニューは、一口でおいしくするために少し味付けが濃いほうがいいですよ。
油で焼いてもおいしいですが、今回は照り焼きのように仕上げたいので、ハチミツで焼きます!」
フライパンの上にハチミツを熱すると、じわじわとキャラメルのような色あいになり、甘い香りがたってきました。
川﨑講師「弱火で4個くらい焼きます。まずは、ゴマをつけている天面からね!次に側面、下の順に火を入れて」
仕上げに、小さじ1杯のフランボワーズビネガーを入れて酸味と香りをたてれば完成!
川﨑講師「もちろん、できたてがおいしいけれど、冷たくてもおいしく食べられますよ」
デモンストレーションを見たあとは、いよいよ学生たちも最後の仕上げに入ります!
火入れでは……
「はちみつって、焦げやすい(汗)」と、言いつつも
こんがりおいしそうに焼き目をつけることができました♪
また、4品目「アランチーノ」も仕上げに入っています。
「衣で、リゾット、ボロネーゼ、モッツァレラチーズを包みました!衣が薄いので、注意しないと」と、慎重に揚げていましたよ。
そして!いよいよお待ちかねの盛りつけタイム!!
グループごとに、お皿を出して自由に盛りつけていきます。
チーズをけずったり、レモンの皮をけずったり、工夫をこらして……♪
また、先ほど焼き上げたビスコッティとマカロンも盛りつけてグッと華やかに!
できあがると……
「ヤバーい!♡♥パーティ、パーティ♪」
と、みんな嬉しそうにスマホで撮影していましたよ♪
……初めてのケータリングメニューに挑戦した感想は??
野呂くん「仕込む量が多いので大変ですね」
原田さん「確かに。でもいつもと違っていろんなメニューを一度に作れて面白いです!」
また、中平さんは「これまでは、食べる側でしか考えていなかったけれど、
作る側だと段取りがとても重要だと感じました。」
「彩りはもちろん、生ものを使ったメニューだと日持ちも考えないといけません。
これから、ホームパーティでも作ってみたいと思います!」
と、いろいろな角度から感じることがあった様子!
川﨑講師「工程も多いので、これまでに習ってきた技術の応用編ですね!
実際に、パーティでケータリングを出すと、開始すぐに来る人もいれば1時間後に来る人もいます。
なので、冷めても美味しいということは大事です」とアドバイス。
試食タイムでは
「幸せのきわみー♡」「他のグループのマカロンもおいしいね!」と、
お互いのケータリングフードに舌鼓をうっていましたよ♪
卒業制作展では、学生がひとり一品ずつオリジナルフィンガーフードを考案して提供する予定です。
今回の実習を活かして、たくさんの「おいしい一口」ができあがること、期待しています!♪