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2018.03.30東京
イベント
桜のつぼみが膨らみ始めた、春の良き日。平成29年度バンタン卒業・修了式が挙行されました!
今回は、華やかなイベントの模様をレポートします。
<祝辞>
石川代表「卒業生の皆さん、おめでとうございます。
今日は、最後の授業だと思って、リズムについて話します。リズムは周期となり、一巡して元に戻ります。季節もひとつの周期です。
また、歴史も、技術革新が起こる時代、それを消化させアレンジしていく時代が繰り返されてきています。
では、人生はどうでしょうか?10年単位、あるいは1週間、1日、1時間、その中にリズムを作ることができます。
リズムというものは気が整っているということです。我々の世界はリズムで成り立っています。
リズムが整っていれば美しい形、乱れていれば汚いものということです。
リズムが乱れないよう、いかにリズムを整え自分でいい調子を作れるか。
自分なりに、心地のいいリズムの取り方を考えてください。
もし揺らいでも、自分自身の人生に信念を持つこと。何よりも強いのは、未来には可能性があり必ず成功するという気持ち、信念です。
また、リズムが崩れて修正するための特効薬は楽しむことです。
イヤイヤやるのではなく、ぜひ楽しんで工夫してください。皆さんが、本当の成功者として人生を歩んでいくことを祈念し、お祝いの言葉とします」
続いて、皆勤賞の発表!各スクールの皆勤賞受賞者が、読み上げられました!
名前を呼ばれたら「はい!」と大きな声で返事。なかには、「取ったぞー!」と、
ガッツポーズで喜びを表現する学生も!計48名の皆さんが受賞されました。おめでとうございます!
<卒業修了証書授与>
全卒業生を代表して、5名に与えられました。
バンタンデザイン研究所 ファッションデザイン研究科 和中碧さん
バンタンゲームアカデミー ゲームグラフィッカー専攻 今村江里さん
ヴィーナスアカデミー ビューティスペシャリスト学部ヘアメイク専攻 三澤知夏さん
レコールバンタン カフェ&バリスタ学部 カフェプロフェッショナル本科 阿部さくらさん
バンタン高等学院 ヴィーナスアカデミー高等部 ヘア&メイク専攻 三浦凜さん
そして、いちばん近くで見守ってこられた代表講師よりお祝いのメッセージをいただきます。
<お祝いの言葉>
バンタンデザイン研究所講師代表、スタイリスト・長田広美講師「卒業生の皆さん、ご卒業、誠におめでとうございます。
授業で関わった人も、関わらなかった人も、課題はすべて提出しましたか?
残念ですが、最後の課題を出します。あなたの夢は何ですか、どのくらい具体的ですか?
最後の課題は、その夢を叶えたときの自分を具体的に思い描いてほしいということです。
スタイリストになって何をしたいのか、フォトグラファーになってどうなりたいのか、どんな理想の自分になっているかイメージしてください。
どこに住んでいるのか、どんな人とどんな関係性を築けているかイメージすること。
毎日は小さいものから大きいものまで選択の連続です。
これからは、自分が想い描いた理想の自分なら何を選ぶのか選択してほしいと思います。
例えば、エステサロンを経営する女性が夢なら、お昼は10品目弁当?
それともクリームパン?スタイリストとして活躍している自分は、汚れた靴を履いていますか?
そういう視点で毎日のひとつひとつを選べば、いつかは必ず理想の自分になります。
でも、今の自分にはできないということがあるでしょう。
ダメな自分だとへこむことはありません。
即座に、どうやったらできるようになるかに考えを集中させて。
それこそがクリエイターの創造性です。
理想の自分になったつもりで、想像しながら行動し続けて。
この課題の提出期限はありません。未来の、理想のあなたたちと会えることを期待して、はなむけの言葉とさせていただきます」
<在校生送辞>
各スクールを代表する在校生実行委員が集いました。
「先輩方、ご卒業おめでとうございます!皆様の卒業式がこんなに早くくるということが信じられなく、
悲しさがこみ上げてきます。最上級生として時に優しく、時に厳しく、私たちをリードしてくださいました。
そんな日々が懐かしく思い出され、皆さまとお別れする寂しさとが葛藤しております。
どうか希望と夢をたやすことなく、新しい世界でもご活躍ください。
バンタンの素晴らしい伝統を守り受け継ぎ、悔いのない生活を送るために努力いたします。
皆さまのご活躍と健康を心よりお祈りしています」と、熱いエールを送りました。
<答辞>
答辞を述べるのは、高等学院代表・レコールバンタンパティシエ専攻 内田琴乃さんです。
「このような素晴らしい式を挙行していただき、厚く御礼申し上げます。
卒業の日が迎えられたことを、大変嬉しく思います。卒業の日を迎えて、入学式の日のことを思い出します。
大きな期待と若干の不安を胸に抱きながら、新しい環境へと飛び込みました。
初回の授業では焼き菓子を作りました。ホワイトボードにはフランス語でレシピが書かれていました。
慣れないフランス語に悪戦苦闘しながらも、一から教えていただきました。
パティシエの授業では、さまざまなシェフパティシエに来てもらい、現場の難しさや楽しさを教えてもらいました。
スイーツ甲子園にエントリーしたことや、4校が集まった高等部文化祭も思い出に残っています。
春から、社会人として新しいスタートを切ります。
憧れのホテルパティシエとして一歩踏み出せることに、期待で胸が膨らんでいます。
最後になりましたが、先生方、お父さん、お母さん、本当にお世話になりました。
これからも温かく見守ってください。心から感謝の言葉を申し上げ、答辞の言葉とさせていただきます」
フィナーレでは、在学中の思い出をプレイバック!講師たちからも、感動的なメッセージが届きました♪
こうして、セレモニーは結びとなりました。
みんなの晴れやかな表情が、バンタンでの学生生活が充実したものであることを物語っていました!
活躍している姿を見せに、母校に遊びに来てくださいね。
皆さんの未来に、幸多かれ!!