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2018.08.28東京
授業/特別講師/講演会
きゃりーぱみゅぱみゅさん、中田ヤスタカさん、三戸なつめさん。
彼らには、ある共通点があります。
それは……全員がASOBISYSTEMに所属するアーティストやモデルであるということ!
今回は、グラン パティシエコースの特別週間をレポート。
ゲストに、アソビシステム株式会社 代表取締役社長 中川悠介さんをお迎えしました。
「実は、ウチのアーティストがレコールバンタンに通っていたり、社員にもバンタンの卒業生が多かったりします。僕は学生のときに起業したんですが、当時からいろいろなイベントを手がけていて、バンタンの新歓イベントを開いたこともあるんですよ!」と、にこやかに切り出した中川さん。
「今日は、せっかくの機会なのでウチの会社について知っていただければと思います」
<アソビシステムのこと、知りたい!>
「『ブームを作ることよりも、カルチャーを作る。いまの時代に発信すべき、“アソビ”をもっと』を企業理念として掲げています。単なるブームではなく、クリエイティブな日本独自の文化を作っていきたいと思っています」
『HARAJUKU KAWAii』、『5iveSTAR』、『TAKENOKO!!!』といったイベント運営、『Aymmy in the batty girls』などのアパレルブランド運営、『HARAJUKU KAWAii STYLE』、雑誌『NIL』『LE PANIER(るぱにえ)』などのメディアマネジメント、さらにはストアオペレーションなど、業界の枠にとらわれず、日本のポップカルチャーを創るビジネスを展開。
また、青文字系モデルのマネジメントも、アソビシステムを語るうえで欠かせない事業のひとつです。
「所属アーティスト、モデルのフォロワー数を合わせると、約10,000,000超くらいになります。これは、テレビの視聴率1%くらいにあたるので、情報発信のスピードも速いです。SNS数値だけでなく、フォロワー1人ひとりを大切にしているところもウチの強みです」
<きゃりーぱみゅぱみゅさんが、世界で人気の理由は?>
雑誌『DAZED』の表紙を飾るなど、世界的なファッションアイコンとなったきゃりーぱみゅぱみゅさん。
中川さん 「彼女は、Youtubeが流行する前からPVをアップしていました。ケイティ・ペリーやアリアナ・グランデがカワイイ!とつぶやいてくれて、国内外で人気に火がついたんです。海外ツアーは、NYでもLAでも現地の人が遊びに来てくれています。僕は、日本人のクリエイティビティは、とてもレベルが高いと思っています」
2014年に開催したワールドツアーの動画でも、現地のファンが熱狂!
さらに、日本のポップカルチャーを世界に発信すべく、『もしもしにっぽん』、『MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所』の運営や、渋谷区のPRキャラクター『あいりっすん』の提案など、さまざまな企業や自治体と連携してビジネスを展開しています。
さあ、ここからは学生同士のディスカッションタイムです!
テーマは<原宿のおみやげスイーツを考えよう!>
中川さん 「皆さんにも、新しいチャレンジをしていただこうと思います。実は、原宿っておみやげの名物がありません。そこで、どんなスイーツなら、MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所で売れるかをディスカッションしてもらいたいなと思います」
ポイントはふたつ!
1.インバウンドを意識すること!
2.プロモーションはどうする?
さっそく、グループごとに分かれて30分間ディスカッション♪
「持ち帰りやすいものがいいね」「日持ちも大切」「Kawaii感じを出したい!」と、アイデアを出すグループや、
「アイシングクッキーは?」「マカロンに人の顔とかプリントできたら面白いね」と、早くから具体的に考えられているチームも!
ディスカッション後はいよいよ、中川さんへのプレゼンテーションです!
最初のグループが提案したのは、5つの柄のマカロン(想定価格は350円)。
『あいりっすん』柄や、ピンクに黒のハートドット柄、日本国旗柄など、どれもインパクト大。また、ビニール袋入りで中身を見せることで、SNSで拡散をしやすい仕掛けに。
2チームめは、『あいりっすん』の焼き印入りパンケーキ(想定価格1200円)。
赤、青、黄、緑、紫の5種類シロップ付きなのがポイント。カラースプレーをつけて、原宿感を演出!
最後のチームは、外側はホワイトとブラックチョコレートをかけ、内側はカラフルな層で作ったバウムクーヘン(想定価格1000円)を提案!
中川さん 「ありがとうございます。おいしくてカラフルで、どれも実践できそうだなーと感じました。ここまで具体的なものが出てくるとは思っていなかったので驚きました」と、感心されていました。
「今日、お話させてもらったことが皆さんの仕事と直接ひもづかない部分もあるかもしれません。これから、仕事をしていくなかで、何かのタイミングで役立てばいいなと思います」と、エールを送ってくれました。
学生たちも、
「大好きな村田倫子さんが所属しているので楽しみにしていました。CARBON COFFEEといったショップ運営しているなんて驚きました」
「知らない世界のことを知れた感じがします。日本のKawaiiカルチャーが、海外でもあんなに人気があるなんて!」と、たくさんの学びあった様子!
いつか、グラン パティシエコースからも、日本のスイーツを世界に向けて発信するシェフが現われるかもしれませんね!
中川さん、お忙しいところありがとうございました!