- 製菓・カフェ・調理専門の学校【レコールバンタン】/
- トピックス/
- 学校ブログ/
- 『CAFE GROOVE 2018』直前!ケロッグ「 ...
2018.11.12東京
授業/特別講師/講演会
自然由来の食物繊維・小麦ブランがたっぷり入ったケロッグ・オールブラン。
今回、学生に与えられた課題は、こちらのケロッグ・オールブランを使ったメニューの提案!
フードに関わるコースで学ぶ学生たちが、オリジナルメニューを考えて書類を提出しました。
ケロッグさんによる書類審査を通過したのは、こちらの3人。
(左から吉野さん、鎌田さん、御友さん)
11月4日に行われるイベント『CAFE GROOVE 2018』では、ファイナリストとして最終審査にのぞみます!
「グランプリに選ばれた人は、プライズとして『CAFE GROOVE 2018』リラックス食堂にてメニュー提供ができます」と手塚講師。
本日は、調理室で真剣に試作に励む3人の姿をキャッチ!
さっそく、気になるメニューをチェックしていきましょう!
まずは、吉野さん。
「鶏ひき肉のがんもどきの中に、オールブランオリジナル(棒状)を入れました」と、ネタを混ぜていきます。
ネタを揚げたら、甘酒がベースの特製餡をかけます。仕上げに、フレークタイプのオールブランプレミアムをちらしてできあがり!
試食をして...
手塚講師 「味が、ぼや〜っとしてる。餡にアクセントがないな」
吉野さんも一口食べて「んん……なんか足りない。ソースに悩んでいます」
手塚講師 「ベースは?」
吉野さん 「甘酒、お酢、それから少し醤油を入れています。でも、味がキマらなくて……悩んでいるうちに、水分がとんでしまって甘くなってしまったのかも」
試食の結果、さらに餡を改良することに!
吉野さん 「大葉など、緑のものを入れようかな……でも、原価のことを考えるとハーブを入れる余裕はないんですよね……」と、アイデアを練ります。
こちらは御友さん。メインは、アジフライ!
御友さん 「アジフライに、付け合わせを添えるつもり。一回目の試食のときは、オールブランオリジナル(棒状)を使った衣で揚げてザクザクの食感になりました。ご飯とお味噌汁に合うアジフライにしたいので、タルタルソースには、ヌカ漬けのキュウリを刻んで入れています」
ひらいたアジに、八丁味噌、オールブラン、チーズをはさんで、大葉でくるみます。さらに、細かく砕いたオールブランをまぶして揚げる予定ですが……
御友さん 「実は、オールブランには、プレミアムとオリジナルの2種類があって、どちらを使うか迷っています。食感がいいのはプレミアム(フレークタイプ)、しんなりとして食べやすいのはオリジナル(棒状)なんですよね……」
アジは、冷蔵庫でねかせてから、揚げていきます。揚げ方も、たっぷりの油で揚げる方法と、揚げ焼きとで作り分け。
御友さん 「タルタルソースでいいのかな……。アジフライに合わせるソースも悩みますね」と、食べ比べていました。
そして、完成した作品がこちら!
前回の試作ではカレードリアでしたが、今回からキーマカレーにメニューを変えた鎌田さん。
味の決め手になるのは、野菜からとったベジブイヨン!
鎌田さん 「ベジブイヨンを使うことで、ヴィーガンの人でも召し上がれます。普段は、マクロビのレストランで働いていて、できるだけ体にやさしい料理を作っていきたいなと思っています」
ルーには、体を温める八丁味噌と生姜を入れました。
付け合わせに、オーブンでグリルした野菜をのせていきますが、ここで気になることが。
「茄子の色。もう少し鮮やかになるはずだったんだけどな〜」と、渋い顔。
「見た目はどうですか?」とたずねると……「無難だな」と手塚講師はジャッジ。
ご飯にも、オールブラウンを入れることをアドバイスしました。
みんな、悩みに悩んでいます!!!でも、これも本気で取り組んでいるからこそ。
手塚講師 「オールブランを、食事メニューに入れるとすると、例えば粉にしてまぶして焼いたり、揚げたり……正直なところ、我々プロの料理人でも悩みますね。
また、料理人の目線で作るのではなく、あくまでも一般家庭で再現できることが重要。選ばれた三名はそういう目線を持てていますし、ここから未だまだブラッシュアップしてくれると思います」と、期待していました!
新しくて、おいしい料理ができあがりそうな予感大。
『kakko CAFE GROOVE 2018』当日も追ってレポートしますので、お楽しみに!