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2018.11.05東京
デビュープロジェクト
「こんにちはー!レコールバンタンです。クリスマススイーツの販売をしております!」と、元気な声で呼び込みする学生たち。
10月14日に行われたバンタンカッティングエッジ2018にて、レコールバンタン生が『XMAS SWEETS COLLECTION 2018』ブースを出展しました。
ケースに並ぶのは、パティシエ・パリ留学本科と、グランパティシエコースの学生が考案したオリジナルスイーツ。
今回は、学生にとって初めての販売実習というだけでなく、クリスマススイーツの最終審査会をかねています。
それでは、エントリー作品をチェックしていきましょう!
ミラーボール☆バブリィ X’masケーキ(森下さん)
「イベントのテーマが『バブル』なので、バブル世代に流行していたディスコのミラーボールをイメージしました。中には、ホワイトチョコやフランボワーズのムースと、ストロベリージュレやピスタチオのダックワーズが入っています」
タルトフロマージュ エ ミエル(岩崎さん)
「お酒に合わせて食べたくなるようなチーズケーキです。口溶けのいいはちみつムースと、ナッツの塩気をきかせています」
サンタさんからの贈りもの(吉峯さん)
「ペロペロキャンディーをイメージしています。クッキーで、マシュマロをサンドしました。試作ではシュガースプーンだったけど(笑)今日は、イメージ通りの棒で作れて満足です♪」
ネージュ・ブランシュ(高林さん)
「何度も試作しました。生地にはクリームチーズを使って、中のガナッシュにラム酒で香りのアクセントを加えています」
クグロフノエル(中澤さん)
「ナッツやお酒を贅沢に使って、大人向けにしています。仕込みのときに、トナカイの角が折れてしまうハプニングもあったけれど……無事に当日を迎えられて嬉しいです♪」
冬のプレゼント(鎌田さん)
「ブラウニーを作りました!ピスタチオ、ドライイチゴ、バナナ、レーズンなどを贅沢に使っています。包装にもこだわっているので、このままプレゼントにできますよ」
焼きショートケーキ(白澤さん)
「ショートケーキを焼き菓子で表現しました。アーモンドが香るパン・ド・ジェンヌと、サクサクのパートシュクレを楽しんでください」
また、ロスになってしまうスイーツを一口サイズに切って、来場者に食べてもらう工夫も!
入口近くに立って、熱心に呼び込みします。
努力の甲斐あってか、レコールバンタンのブースには、お客さんの列がたえませんでした♪
原田さん 「大きなトラブルもなく、順調です!」と、いい笑顔。
審査を務めたのは、Toshi Yoroizukaオーナーシェフ 鎧塚俊彦シェフと、メーテル ドテル 宮崎 辰様です。
宮崎様は、学生一人ひとりのプレゼンテーションに、しっかりと耳を傾けます。審査では、ビジネス、クリエイティブ、コミュニケーションの3つのポイントが評価されます。
果たして……結果は??
<表彰式!!>
グランプリに輝いたのは……グランパティシエコース 高林遥香さんの『ネージュ・ブランシュ』!!
表彰状と、プライズボードが授与されました!作品は、鎧塚 俊彦シェフとのブラッシュアップを経て、Toshi Yoroizukaでの商品化が約束されます。
宮崎様 「普段は、レストランでサービスマンとして働いており、作り手の想いを食べ手に届けるかけ橋をしております。七名の作品を一つ一つ試食して、おいしさ、独創性が感じられました。特に、最優秀賞を受賞した方は、五味に、人間味を感じられた作品でした。その人間味が、非常に心にささったので選びました。これからも、お客さまのために素晴らしいお菓子を作ってください」
鎧塚シェフ 「この作品はクリスマスのときに、お店で出したいと思っております。打ち合わせを重ねて完成度を上げて、頑張っていきましょう!」とビデオメッセージが届きました。
高林さん 「選ばれると思っていなかったので、嬉しいです。ずっと作りたかったものが形になり、お客さんの元に届いていることが嬉しかったです。
グランパティシエのみんなが手伝ってくれてできたものなので、みんなに感謝しています」
また……「実は、Toshi Yoroizuka京橋店でアルバイトを始めたばかり。クリスマスに、自分の作ったケーキがお客さまに手に取ってもらえるなんてとても嬉しいです。
また、自分はケーキを作りましたが、イベントでは同世代のコたちが作る服や作品が見られて、スゴいなと感じました」と、ショーや展示からも刺激を得られた様子!
ちなみに、作ったケーキは完売!おかげさまで、初めての販売実習は大成功をおさめることができました。
ご来場くださった皆さん、ありがとうございました!