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2019.01.28東京
授業/特別講師/講演会パティシエ実践デビュープログラム
「こんにちはー!一日限定でパティスリーをオープンしています」
「よろしければ、ぜひお立ち寄りくださーい!」と、元気に呼び込みするグラン パティシエコース1年生の学生たち。
レコールバンタン ボヌール校舎で、一日限定パティスリー『GRAND BOUTIQUE』をオープンしました!
今回は、グラン パティシエコース1年生の初めての販売実習を、オープンからクローズまで密着レポートします♪
まずは、気になるメニューをチェック!
ケースに並ぶ生菓子は、プリン、ガトーフレーズ、抹茶のロールケーキ、タルトショコラ、モンブラン、そしてご注文を受けてからクリームを入れるシュークリーム!
また、焼き菓子は、マドレーヌ、ブールドネージュ、パンドジェンヌ、ダクワーズショコラ、ケークオランジュ、ショコラと、こちらも充実のラインナップ。
また、デコレーションとしてクラスメイトを紹介する手書きのボードも作って、準備は万端!
午前11時。いよいよ開店です!
クラスみんなと、指導してくださる吉田シェフで円陣を組み「レッツゴー!」と気合いを入れました。
元気に呼び込みしていた桜井さんは「お子さんが来てくれるのが嬉しいです!”バンタンカッティングエッジ2018”というイベントでも焼き菓子を販売しましたが、他のコンテンツも一杯あったので、今回は自分たちがメインという感じがします」と話します。
「イートインスペースもご用意していますー!」と、声を張る伊藤さん。
「告知は、グラン パティシエコースのオフィシャルSNSなどでしました。でも、今日は恵比寿に人がいないですね……」
と、開店早々、ややスローなお客さんの入りに焦りを感じているようです。
確かに三連休の中日ということもあり、人通りの少なさが目立ちます。
そこで、駅の近くまで呼び込みをしに出かけることに!
積極的な声掛けのおかげで、地元の方々や、近隣のビストロオーナーさんなど多くの方がお越しくださいました!
店が賑わってくると、注文を受けるチーム、箱詰めをするチームも慌ただしくなります。
「こちらでご注文を承ります!」とお声掛けしたら、注文を書き込み、伝票を厨房へ。
箱詰めしたら「こちらでよろしいでしょうか?」とお客さまに確認します。お代を受け取ったら、お渡しして、送り出す……。
販売実習は、お店のオペレーションを覚える絶好の機会でもあります。
ただ、不慣れなところもあり、お取り置きをしていたお客さんに「未だですか?」とイライラさせてしまうことも(汗)
「ケーキの準備に忙しくて、接客の流れで共有できていないところもあったのかも」と、増田さん。
また、厨房では「スペーサーがなくなっちゃった!!!」というハプニングも発生。(スペーサーとは、箱の中のケーキを仕切る緩衝剤のこと!)
大急ぎで別の校舎に取り入に行き、なんとか間に合いました……。
田代さん 「こういうバタバタも現場ならではだと思います。今回の実習で良かったことは、ケーキ作りの復習ができたこと。販売しているものは、どれも入学してすぐに習ったものなので、良いおさらいになりました」と、にっこり。
また、ハプニングを挽回するかのように、後半はサービスにより磨きがかかっていました。
焼き菓子を手で持っているお客さまには「カゴを使ってください」と声をかけ、待っている方には「サブレショコラのご試食いかがですか?」とオススメして、会話を楽しむ余裕も!
また、学生の妹さんや、お母さん、彼氏が来店されると、お店の雰囲気が一気に和んでいましたよ♪
こうして、閉店15分前には、生菓子が完売!!
また、残った焼き菓子も移動販売しに出かけるなど、最後の最後まで全力投球でした。
鎌田さん 「自分たちが作ったスイーツが、人の手に渡るのが見られて嬉しいです。地元の人たちに喜んでいただけたら」
パティシエ学科からグラン パティシエコースに編入したという渡辺さんは「我が強くてやる気のあるメンバーが多いです。意見をぶつけてくれるので、時々うるさいくらいですが(笑)とてもいい経験になっています」と、振り返ります。
実習を終えて「今回、スイーツを作るだけではなく、自分たちでお店のオペレーションまで考えられるようになったことは、とても意味があったと思います」
と、吉田シェフも学生たちの頑張りを評価していましたよ!
記念すべき初・販売実習は、素晴らしい結果に終わりました!
これからの、皆さんの成長にも期待しています♪