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2019.03.15東京
授業/特別講師/講演会
2月末に行われる修了展に向けて、レコールバンタンの各クラスでは準備が進んでいます。
1年間の集大成となる修了展では、一般のお客様も参加できるイベントを開催!
フードコーディネーターコースはケータリングフードの販売を行います。
今回はそのメニュー撮影の現場にお邪魔しました。
フードコーディネーターコースの修了展テーマは『終わりと始まり』。
自分たちの1年間と重ね、3月の卒業で完結し4月から新しい生活が始まる、というコンセプトです。
当日販売するフードメニューもこのテーマに合わせて考案したそう。
カメラマンは、料理道具コンサルタントとして活躍されている荒井講師です。
解釈が難しそうな今回のテーマを、学生たちはどうやってフードで表現しているのでしょうか??
メニューを一部ご紹介します!
まずは【生姜焼きロール~オレンジ風味~】です。
生姜焼き風味の豚肉で、はんぺんと野菜をロールしました。
みかんの皮をトッピングして味のアクセントに。
はんぺんとお肉の食感がマッチしてとっても弾力があり、ほんのりとしたみかんの香りが爽やかさを引き立てていました。
”始まり”をテーマとしたそうで、お肉でスタミナをつけて新生活のスタートを応援する気持ちが込められています。
続いて、見た目にも春らしさ全開で”始まり”の雰囲気にあふれている【2種のいなりロール】。
ラディッシュやたけのこ、さやえんどうなど春の食材をふんだんに使い、見ているだけでウキウキする仕上がりです。
こちらは【さつまいもとごぼうの冷製ポタージュ】。
”終わり”のイメージで作ったそうですが、食物繊維が豊富な食材を使うことで『デトックス効果=終わり』を表現しているとのこと。
なるほど…すごく面白い!柔軟な発想力が光っています!
淡い色合いがおしゃれなムースは、なんと【青汁ムース】です!
グリーンで自然や新緑を表現し、”始まり”をイメージしたスイーツとしたとのこと。
青汁が苦手な方もいらっしゃるので、スポイトに青汁を入れて足せるように配慮しています。
他にも様々な工夫を凝らしたメニューがいっぱい!
どの作品もとてもキュートで華やかなものばかりです。
【海藻揚げ豆腐サラダ~塩こうじ醤油ジュレ~】
【鱈のコロッケ~3種のディップ添え~】
【豆乳バナナマフィン】
【レアチーズとフルーツのゼリー】
今日撮影した写真素材は、当日配るメニュー冊子に使われるとのこと。
カメラやお皿の位置を少しずつ変えたり、「フードをつまむ手を入れられないかな?」と講師と共に試行錯誤を繰り返します。
冊子がどんな仕上がりになるか楽しみですね!
メニューに続いてメインビジュアルとなるポスターも撮影します。
イメージ作りを担当した天井さんは、
「今回のテーマを花で表現しました。つぼみから満開になって、枯れて、そしてまた芽が出て花を咲かせるという様子を「終わりと始まり」にたとえています。学生数が多い分、それぞれの思いを汲み取って1枚のイメージにまとめるのが大変でした!」
撮影中もみんなとアイデアを出し合ったおかげで、おしゃれなポスターに仕上がりそうですね。
撤収後は、撮影したたくさんのフードが並び、調理室がケータリングパーティー状態に!
修了展当日は、フードコーディネーターコースからスイーツを含め全14種類のケータリングフードが並ぶ予定です!
どのフードが”終わり”か”始まり”か、メニューを見ながら考えるのも楽しそうですね。
学生のみなさん、修了展までラストスパート頑張ってください!