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- 【大阪府とのプロジェクトも終盤!】『大阪名物になるお ...
2019.11.11東京
デビュープロジェクト
調理室に、マカロンの生地が焼けるイイにおい……♪
和気あいあいと作っていますが、通常授業とはちょっと違います。
実は、学生が作っているのは、新しい『大阪名物になるお土産』。
<ただいま進行中!『大阪府とのプロジェクト』とは?>
レコールバンタンを含む、バンタングループの全スクールでは、大阪府公民戦略連携デスクと連携し”全校産官学プロジェクト”を実施しています!
知っていましたか?
2025年には、"大阪・関西万博"が開催されるんですよ!
そこで、学生たちは地域活性と観光振興を目的とした『大阪名物のお土産づくり』に取り組んできました。
明日は、待ちに待ったプレゼンテーション!!
舌の肥えた大阪の審査員の皆さんに召し上がっていただく最終試作を準備しているところです。
それでは、パティシエ学部の自信作を、グループごとにチェック!
<かぼちゃんとたまちゃんの大阪旅行>
「野菜嫌いな子どもたちが、思わず食べたくなるように」と発案されたのが、かぼちゃとたまねぎのカップケーキ。
勝間南瓜(こつまなんきん)という、大阪府大阪市西成区で生産されているカボチャを用いるのがポイントなのだそう!
兼井さん 「カボチャのペーストと角切りのカポチャを使って、風味豊かに仕上げています」
何度も試作をするうちに「ザックリと混ぜたほうが生地の膨らみがいい」ということを発見できたそう!
またパッケージを飛び出す絵本の仕様にすることで、小さい子どもにも手を取ってもらいやすく、SNS映えを狙う作戦!
お次のグループは……
<霞-kasumi->
ワンカップの中に、大阪の地酒のジュレを入れた大人ウケしそうな逸品。
甘口の日本酒には底に桃のジュレを、辛口の日本酒の底には柚子ジュレを入れて二層に。また、金箔を入れて華やかな見た目にしました。
「狙っているのは日本酒を飲んでみたいなと思っている20代と、外国人観光客です。大阪らしさを取り入れながら、これまでにない新しいものを作るのが難しかったですね」と仲野さん。
パッケージは黒くし、高級感を出しました。
<太陽の団子(だんご)>
「勝手なイメージだけれど、大阪の人って京都の人には負けられないっていう対抗心があると思う(笑)そこからアイデアが生まれました!」
提案するのは、太陽の団子。
ライスパフの芯を枝豆あんでくるみ、さらに求肥で包んだもの。
枝豆を選んだ理由は、大阪府の名産だから。(例えば大阪府八尾のえだまめは、各卸売市場から高い評価を得ているそうですよ!)
小林さん 「自分の発想を最大限に出して、形にしました。産官学プロジェクトはとても貴重な機会だと思います。新しいアイデアを出すためにも、もっと幅広い知識をつけなきゃと思いました」
その姿はまるで和菓子職人。
チームの合い言葉は「打倒、八つ橋!」とのことでした(笑)
<大阪のおばちゃん なんでやねん!>
インパクト大!ひょう柄のマカロンを提案したチームもありました。
「転写シートにチョコレートを流しいれます。固めてから型でくり抜くと、マカロンの生地に模様がつけられるんですよ」と立花さん。
ユニークな見た目で、修学旅行生や外国人観光客に手に取ってもらいたい考え。
立花さん 「クリームには、大阪の特産品である桃を使っています。あとは、パッケージのイラストも通天閣に見せていますが、実は東京タワーなんです!見た人が思わず『なんでやねん!』ってツッコミを入れたくなるようにしたいですね」と笑います。
他にも、大阪の地酒を使った高級感あるスイーツ<Kokyu>や、まるでたこ焼きそのもの!な<たこシュー>がエントリーしました。
どれもユニークで、思わず買ってみたくなるものばかり。
ココから、未来の『大阪土産』がうまれるかもしれませんね♪