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- 日頃の成果を発揮できる大舞台「レコールバンタン バリ ...
2021.01.14大阪
イベント
バリスタを目指す学生が、日頃の勉強の成果を発揮してしのぎを削る「レコールバンタン バリスタチャンピオンシップ」。
今年はコロナ禍での開催でしたが、無事にこの日を迎えることができました。
2部構成となっており、1部はエスプレッソベースのドリンクを制作する基礎力を競い、
2部ではお客様の好みに応える力やオリジナリティを競います。今年も各クラスの予選を勝ち上がってきた生徒同士が、熱い戦いを繰り広げました。
・基礎力とは言え、クオリティと安定性が求められる1部
1部の競技は「基礎力を競う」となっているものの、10杯のドリンクを制作しなければなりません。
ドリンク制作において難しいとされる「均一のクオリティで提供する」という作業を10杯連続で成し遂げなければならないことは、バリスタにとっても緊張する作業です。
審査員の方からも「同じ味のドリンクを作り続けることはプロでも難しい」と言われることを、多くの人が見守る中で行うことは容易ではありません。
それでも生徒たちは真剣に緊張感を持って、1杯1杯のドリンクと向き合い、自分が学んできた成果を出し切っていました。
・お客様の求める1杯を作る応用力が試された2部
2部ではおいしいドリンクを提供することはもちろんのこと、お客様のオーダーに応える対応力や
自分の美味しいと思うドリンクを生み出すオリジナリティが求められました。
オーダーは当日のその場まで分かりませんでしたが、どのオーダーにも生徒たちは冷静に対処し、
確実に自分の一杯を制作して提供していました。
オリジナルのドリンクを提供する前には、自分がどういった味にしたかったのか、どのように飲んでもらいたいかと発表する時間もあり、プレゼンテーション能力も問われました。
どの生徒もこの日のために作った独創的なドリンクを、自信を持って審査員に発表し、プロも唸るようなドリンクを提供した生徒もいました。
ドリンクの味についての審査以外にも、制作の正確性や動作、提供時の対応から使った後のカウンターの中までチェックされます。
一挙手一投足を見られているという緊張の中、どの生徒も普段の授業で習った通りの動きを確実にこなし、制作中には緊張感を見せない堂々とした立ち振る舞いでした。
バリスタとして活躍していくためには、お客様に合ったおいしいドリンクを提供するだけではなく、こうした大会で優秀な成績を残していく必要があります。審査員の方からも「常に大会での動きや見られ方を意識しながら仕事をする」「大会に向けてフィジカル面のトレーニングを怠らないこと」といったアドバイスもあり、生徒たちはバリスタになるという夢のために必要なことをたくさん学び、大きく成長できた一日となったようです。
みなさん、本当におつかれさまでした!