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2021.01.07東京
イベントデビュープロジェクト
グラン パティシエ学部1年生が、入学して初めてとなる販売実習を行いました
1日限定でオープンさせたお店の名前は、
希望を意味する「Espoir(エスポワール)」。
今回『イチゴフェア』をテーマに作られたお菓子ですが、
実はグラン パティシエ学部のカリキュラムには「農園実習」というものがあり
学生自ら小田原の農園で苗の育成から、畑への植え付け、
収穫までを行った苺をふんだんに使用し作られています
11時のオープンと同時に、お客さまの行列ができました。好調な滑り出しです!
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、お客さまの入店から、お会計までの動線も
ソーシャルディスタンスを保つように工夫しています
裏側のキッチンでも学生たちが忙しく動いています
オーダーされた商品を箱に詰めたりシュークリームにクリームを入れたりなど……
初めての販売実習ですがうまく役割分をして頑張っています!
学生たちに、話を聞きました。
店内の誘導担当・齋藤さん
「実習は、ただただ楽しいですね
僕は店内の誘導役なので、入店されるお客さまの表情を見ています。
寒くて少しイライラしている表情の方もいれば、ワクワクした表情の方もいて、
その方に合った声掛けをするようにしました
アルバイトだとキッチンでの調理なので、お客さまと接するのは初めて。
すごくいい経験になります」
お客さまの誘導担当・長峯さん
「仕込みの時間が、意外とかかる!というのが気付きでした
一昨日も、昨日も、今朝も準備していました。
次からは、作業工程をすべて洗い出してもっと作業効率を高めていきたいですね」
レジ担当・呂さん
「シューアラクレーム7個、クレームキャラメル10個など大量に購入される方も多いです。
レジの打ち間違え、おつりの間違いがないよう細心の注意を払っています」
それでは、学生たちが頑張って作った、生菓子と焼き菓子の一部をご紹介!
クリスマスケーキの定番!王道の「ショートケーキ」、
イチゴ、フランボワーズ、ブルーベリーをふんだんに使った「タルトフリュイ」、
サクサクの生地でイチゴ、パティシエールを何層にもはさんだ「ミルフィーユ」、
イチゴの甘酸っぱさが楽しめる「パンナコッタ」、
ピスタチオ&チョコレートのムースが楽しめる「シシリアン」、
注文を受けてからクリームを入れる「シューアラクレーム」をラインナップ!
焼き菓子は、クッキー生地にグラニュー糖をつけた「ディアマン」、
スノーボールクッキー「ブールドネージュ」、
定番の「フィナンシェ」、「マドレーヌ」、
チョコレート生地にくるみを練りこんだ「ケックショコラ」と、
どれもとっても美味しそうです
実習中、SNS担当の学生が焼き菓子をスマホで撮影していきます
「今、インスタライブに、焼き菓子の販売状況をアップしています。
完売してしまった焼き菓子もあるので、リアルタイムで分かるようにしています!」と、
SNSを上手に活用して宣伝します
お客さまの中には、先輩であるグランパティシエ学部2年生の姿や
他学部で学ぶ同級生たちも駆けつけました
パティシエ科1年・西條さん
「僕たちのクラスも、2月に販売実習があるのでリサーチに来ました!
展示方法なども考えられていて、生クリームを塗る作業『ナッペ』の台に、
リボンを巻いてクリスマスらしさを出した演出がすごくいい。
豪華に見えるし、いいアイディアだなと思いました!」
こうして、14時にはすべてのアイテムが完売し、
予定より3時間も早いCLOSEとなりました
メニューの立案から、仕込み、包装、レイアウト、当日の運営、接客まで……
トータルで携わるからこそ、お店を運営するためのステップを学べたはず。
こうした現場経験を通して、
パティシエとしての技術力&即戦力を磨いていってくださいね