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2012.11.30
パリのパティスリー「ADAM'S」のクリストフ・アダムシェフが
レコール・バンタンに来校
現在、日本でも発売中の著書「エクレア進化形」(小学館)で
色鮮やかで繊細なエクレアのレシピを紹介しているアダムシェフが
パティシェ&ブランジェ本科の学生たちに
エクレアを2種類、教えてくださるというなんとも貴重な機会です
ロンドンの三つ星フレンチレストランであるル・ガヴロシュ、
パリのホテル・ドゥ・クリヨンを経て、1996年フォーションに入社。
その後シェフ・パティシエとして10数年もの間、活躍してきたという輝かしい経歴の持ち主。
そんな立派なシェフにもかかわらず、とても気さくな雰囲気で
ご自分から学生たちに話しかけ、指導をしてくださいます
ちょうどパリブレストのシュー生地にプラリネクリームを絞っている学生に
「パリブレストのおいしさを伝えるのは、
このプラリネクリームだからたっぷりと」と
高く、ふっくらと絞って見せてくれたアダムシェフ。
ノワゼットのプラリネクリームとノワゼットのコンカッセがあいまって
とってもリッチな味わいのこのレシピ
「今パリでは、こうしたクラッシックなタイプのエクレアに
再び人気が集まっているんだよ」とのことでした。
もう1つ、教えてくださったのは
「フレーズ・デ・ボアのエクレア マスカルポーネ入りライムクリーム」。
こちらはパリブレストはうってかわって、女性らしいエクレアです。
デモンストレーションは最後の仕上げの部分。
ライムクリームの入ったエクレアに、鮮やかなピンク色のフォンダンを
1つずつ、ひたすように丁寧につけていきます。
そして小さな花、フレッシュのイチゴのスライスなどをあしらって完成!
食べるのがもったいないような愛らしさです
このあとは質疑応答。
「数あるお菓子の中から、なぜエクレアを選んだのですか?」
「腕に入っているタトゥーは、何か意味があるものなのですか?」
とまじめなものから、気軽なものまで
学生たちからの多くの質問に、真摯に答えてくださいました!
今年の12月にはエクレアを中心としたお店をオープンなさるとのこと。
「旅からいろいろなインスピレーションを得るので、
この日本で経験したことも、自分の創作に反映させると思う」とおっしゃていました。
最後の集合写真では、学生たちと一緒に両手でピースをしたりと
とってもユーモラスな面を見せてくださったアダムシェフ。
すばらしいお時間をありがとうございました