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2021.09.02東京
デビュープロジェクトその他
レコールバンタンの学生が自主的にブランドをたちあげ、
“間借り”で運営しているコーヒーショップ「No title coffee」をレポートします
「No title coffee」のメンバーの、石母田蓮孔亜(いしもだ はくあ)さん&飯田夏樹さんにインタビュー
――― これまでにPOP UPは、何回ほど行っている?
飯田さん「50回はしていると思います」
石母田さん「そんなに?改めて数えてみるとすごいね」
ハンドドリップが得意という石母田さん
現在は「No title coffee」でコーヒーのレシピ開発などに携わっています
オススメは、エアロプレスで淹れた「エアロプレッソ」で作る「No title ラテ」(550円)
――― 仕入れのこだわりはある?
飯田さん「浅煎りのスペシャリティコーヒーがメイン。甘くて、酸味があって、フルーティな味わいが特徴です
苦くないですし、雑味もない。コーヒーになじみがない世代も飲みやすいと思います。他にも、コーヒー以外のメニューもいくつか用意してます」
今回は、アカガミコーラ研究所のシロップを使った「アカガミコーラver.4」も登場
アカガミコーラ研究所は、レコールバンタン卒業生である丹下勇太朗さん(22)が展開するクラフトコーラブランド飯田さんとは同級生です!
――― 経営していて、どんなときに難しさを感じますか?
飯田さん「無店舗経営の宿命だと思うのですが、営業場所が変わるので固定のお客さんがつきづらいというのはあると思います
もうひとつは、天候に左右されやすいこと!」
石母田さん「固定のお客さんがつき辛いなぁというのは感じているので、同じ場所で営業できたらいいですね
あとは、借りる場所によって使えるエスプレッソマシーンなど、設備が異なるので、毎回調整をしながら、どの場所で提供しても満足できる味を出せるようにしています」
――― 「調整」とは、具体的にどんなことをするの?
石母田さん「例えば…豆をどれくらいに挽くのか、抽出するお湯の温度、豆と水の比率などなど…。
ただし、何度も調整するとそれだけ豆代がコストでかかってしまうので、できるだけ的確に決めていく必要があります」
――― 自分のコーヒーショップを手掛ける喜びは?
飯田さん「味、クオリティを重視するタイプなので、自分の好きな豆を使って、好みの味を提供できることが大きな喜びです」
石母田さん「お客さんに美味しいと言ってもらえるとき
No title coffeeを始めたばかりの頃、あるお客さんが仕事前に寄ってくれたのですが、『コーヒーのおかげでやる気が出た』と言ってくれて。
さらに、仕事終わりにも来てくれました。味を評価してもらえたことも、再訪してくれたこともすごく嬉しかったです」
――― これからの目標は?
石母田さん「僕自身はコーヒー研究に勤しみたいですプロセスひとつにしても試行錯誤の余地がいっぱいあるのが、コーヒーの面白いところ!
だからこそ抽出方法や、業界で『これでよし』とされている方法にも先入観なく向き合っていきたいです」
今後の展開について…
飯田さん「コーヒーに主軸を置きながら、バンタンの他スクールに通う学生や卒業生、アーティストとコラボレーションがしたいですね
先日も、シンガーソングライターとコラボイベントを実施したんですよ。ジャンルにとらわれずにコーヒーを通じて好きなことを好きなだけやっていきたいです
いずれは店舗を持ちたいですし、焙煎所も持ちたいです」と、ビジョンを語ってくれました
レコールバンタン在校生はもちろん、卒業生の方もご興味のある方は(@notitlecoffee_official)にぜひご連絡を
クリエイター同士が繋がって、たくさんのコラボレーショが「No title coffee」起点で生まれていくといいですね
新進気鋭のバリスタ集団に注目です