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2022.04.23大阪
授業/特別講師/講演会
レコールバンタンでは、毎年入学をお考えの高校2年生を対象に、実際の授業を受けていただく「スプリングセミナー」を開催しています。
2022年は3月27日に開催し、調理と製菓の2コースで約10名ずつの参加をいただきました。
スプリングセミナーでは調理を楽しみながら、「プロによる少人数制の授業」や「一人ひとりが制作を行う」といったレコールバンタンの特色を感じていただける良い機会になったのではないでしょうか。
・調理のコースではデザインオムライスと彩りサラダのコラージュを制作
11名が参加した調理コースでは多くの人に愛されるオムライスを見栄え良く仕上げるデザインオムライスと彩りサラダといった、目でも美味しい料理を製作しました。
基本的な炒める作業の方法から、1番の見せ場でもあるオムライスの卵部分を綺麗に仕上げるコツの授業です。
料理に慣れている人から今日初めてフライパンを握ったという学生の方までさまざまでしたが、講師の指導の下で一緒に調理することで全員が綺麗な仕上がりにできていました。
・製菓のコースではいちごのパンナコッタとマドレーヌを制作
10名が参加した製菓のコースはいちごのパンナコッタとマドレーヌの2品を制作。
作り方だけでなく、なぜその材料を使うのか、それによってどんな効果があるのかといった基礎的な部分もしっかりと講師からレクチャーを受けます。
今回製作した2つのスイーツは比較的簡単な工程で完成しますが、盛り付けを一工夫することで一段とクオリティを高くする方法も授業の中で紹介されました。
・講師との距離が近いので質問しやすい
スプリングセミナーでは各コース約10名での開催となりましたが、実際の授業でも生徒数は同規模です。
そのため、講師との距離が近く、生徒自身で聞きたいことをしっかりとその場で解決できる環境となっています。
また、講師によるデモの際も間近で見ることができるため、細かい手の動きや食材の状態を自分の目で確認しながら学ぶことにつながります。
・自分で1つの料理を作ることで得られる習熟度と達成感
今回のイベントではどちらのコースでも一人一品以上を自分で制作しましたが、これはレコールバンタンに入学してからも毎回の授業で行うことです。
やはり作り方を見るだけではなく、自分でしっかりと実践することで、わからないことや難しいポイントにすぐに気付くことができます。
また、自分で作ることで「できた」という達成感につながり、成果物の味を確認することから生まれる、「自分の料理の上達」 を実感する機会にもつながっています。
・在校生との情報交換で不安をなくし、入学してからのイメージができる
スプリングセミナーには講師をサポートするスタッフとして、在校生が参加しています。
任意の参加で協力してくれている在校生ということもあり、技術面だけでなく後輩の面倒見が良い生徒が多く、授業の空き時間には参加してくれた学生に積極的に声をかけ、学校生活の雰囲気を伝えたり質問に答えたりしていました。
授業の内容はもちろんですが、こうした話しやすい先輩と接する機会があることで「この人がいるなら楽しい学校生活になるかもしれない」と思ってもらえたのではないでしょうか。
・誰かに料理を披露し、喜んでもらえる機会にもなった
今回の試食では調理コースと製菓コースの学生が一人で二人前製作しました。
二人前作る理由は、別のコースの学生の分も用意することで、全員がすべての料理を試食できるだけでなく、自分の料理を他の人に食べてもらうことができます。
料理を誰かに食べてもらうことで、喜んでもらえたり感謝されたりするきっかけになり、こうした嬉しさが料理人になりたいという動機につながることも少なくありません。
これからもレコールバンタンではスキルだけでなく、こうした将来の夢や希望を学生に持ってもらえるようなイベントを行なっていきます。
