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2022.10.23東京
イベントデビュープロジェクトカフェ実践デビュープログラム
10月23日、横浜市中区・横浜公園で12のコーヒー店が集うイベント「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2022」が開催されました
(以下、YCFと表記します)
TERA COFFEE and ROASTER(白楽)、FINETIME COFFEE ROASTERS (経堂)、
WOODBERRY COFFEE (荻窪)ほうじ茶スタンド(鎌倉)など、神奈川県内・外の人気12店舗が集結しました!
実は、このイベントをオーガナイズしているのが、レコールバンタン カフェ&バリスタ学部 卒業生/「THE COFFEE SHOP」バリスタとして活躍する、百崎佑さん!(写真右)
また、3名のレコールバンタン卒業生がイベント実行委員として運営に携わっています。お仕事の合間、卒業生たちにインタビューを実施しました。
- オーガナイザー 百崎 佑さん>
――― 今回のフェスの目的は?
百崎さん「横浜に暮らす人々に、スペシャリティコーヒーの魅力を知ってほしいと思い主催しています。
さまざまなスペシャリティコーヒーショップを誘致したので、12のお店の中から好きなコーヒーに出合い、魅力を知ってもらえたらと思います」
――― 今回のイベントは何度目の開催ですか。
「2019年に初開催しました。3年ぶり、二回目の開催となります」
――― 来場者数は、何名を見込んでいますか?
「事前チケットだけで700枚を販売しています。当日チケットもあるので、2000人規模になるのではないかと見込んでいます」
――― イベント運営を通して、どんなときに喜びを感じますか?
「お客さまが喜んでくださっている姿を見られるときです」
――― 一方で、大変さは?
「運営のオペレーションを組んだり、マニュアルを作ったり、協賛企業様を募ること」
――― レコールバンタンでの学びが今に活かされていると感じることはありますか。
「コーヒーの基礎をしっかり学べたことが良かったですね。実践が多く、販売やイベントを行う機会も多かったのが印象に残っています」
- 丹下 勇太朗さん>
百崎さんとはレコールバンタンの同級生であり、現在は、アカガミコーラ研究所(@akagami_kenkyuzyo)代表を務める丹下さんは「当日券の販売はコチラの列になります~!」と、
大きな声でゲストを誘導します。
「イベントを仕切っている、という実感があり楽しいですね。アカガミコーラ研究所も順調です!
百貨店やバラエティショップでのポップアップ実施や、オンラインショップも展開しています。ブランドを認知してもらえる機会が増えています」と、話します。
10月にも関わらず、この日の横浜の最高気温は、23.6℃。まるで夏のような暑さと日差しで、半袖の来場者も。
またバリスタたちも汗をぬぐいつつ、丁寧にコーヒーを淹れていました。
- 田中 陸斗さん>
「狐と珈琲。」(@kitsuneandcoffee)という自身のブランドを運営するバリスタ田中陸斗さんは、レコールバンタン高等部出身。
百崎さんを「頼れる兄貴的存在」として慕い、イベントの運営スタッフとして参加しています。
――― 参加したことで、得られた気づきは?
田中さん「シミュレーションやトラブルシューティングの大切さ。顧客満足度を高めるために、
あらゆるトラブルを事前に想定して様々な行動パターンを予め用意しておくべきだったな、と感じます」
――― 大変だったことは?
「スタッフとの打ち合わせやタスク管理。時間がない中で準備したので、大変でした」
――― YCFに携わるモチベーションは?
「お客様の『来てよかった、楽しかった』の声を直接聞けること。また、当初少なかったインスタグラムのフォロワー数が増えることも嬉しいです」
――― 今後の活動予定&目標は。
「YCFとしては、来年さらに円滑にイベントを進行すること。狐と珈琲。(@kitsuneandcoffee)では、日暮里にある元映画館で開催されるイベント“みちくさ”に出店するので成功させること。
そして、個人的には大会でタイトルを取りたいです」と、3つの目標を教えてくれました!
- 飯田 夏樹さん>
FINETIME COFFEE ROASTERSのバリスタとして参加した飯田さん。
普段は、シングルオリジンコーヒー専門店「No title coffee」(@notitlecoffee_official)としても活動しています。
――― YCFに参加した経緯は
「今回は、運営サイドと出店者サイドの両方の立場から参加しました。 運営サイドは、元々イベントの運営自体に興味があったことと、代表・百崎に声をかけてもらいました。
出店者サイドは、第一回の時も参加していたFINETIME COFFEE ROASTERSブースで、コーヒーを提供しました」
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――― やり甲斐は?
「スペシャリティコーヒーになじみがない人や知らない人たちに直接知っていただけること。 お客様や他店のスタッフと、コーヒーで繋がれることが楽しいです」
――― 大変なことは?
「予想動員数を大幅に超えてしまったこと。 個人の仕事が忙しく、運営の仕事までなかなか手が回らなかったので、次回以降に活かしていきたいです」
――― No title coffeeの活動について教えてください。
「これまでの活動実績として、2022年10月には、北海道のキャンプ場や、SCAJへの出店、11月以降は毎週月曜日に月島『モンデンキント』で営業予定です」
インタビューを通して、イベント主催にとどまらず、クラフトコーラの展開、間借りカフェでの営業など、
卒業生がバリスタとしての表現手段を何通りも持っていることが印象的でした。
さまざまな発信方法を使い分けて、これからもコーヒー業界を盛り上げていってください!