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2015.12.27東京
授業/特別講師/講演会
今回はパティシエ総合科、スキルチェックの様子をレポートします
この日は午前から1日がかりで、
・ジェノワーズ(共立て法で作るスポンジケーキ)
・フォンサージュ(型の内側にタルト生地を敷き込む)
・丸ナッペ(スポンジにクリームを塗る)
・パイピング(バタークリーム等をコルネバッグに入れて文字や装飾を絞りだす)
の合計4つの試験を実施。
これまで習ってきたこと、練習してきたことを試験というかたちで披露します。
こちらは「ナッペ」の試験中の様子。
1グループずつ順番に練習用の樹脂でできたスポンジケーキに
クリームを塗り、講師がチェックしていきます
「なんか緊張で心臓が痛い」
「ドキドキするんだけどー」
と胸元を手で押さえながら自分の台の前に移動する学生たち。
真剣な面持ちでパレットナイフを握り、器用に回転台を回転させながら、
均一になるようクリームを塗っていきます。
2、3分程度で塗り終えると、講師からの講評が。
「真横から見ると、ちょっと台形かな~?
でもサイドはきれいに仕上がっているし、上から見ても丸くてきれい」
「しわが抜けきれてないかな。削るなりしてしわの本数を調整しようね。
でも角も側面もきれいだよ」
「まわす技術をつけたら側面の縦線がきれいになるよ。
しわは少ないけど薄いところと厚いところがあるから意識しようね」
こんな風にひとりずつ詳しいアドバイスがもらえるんです
続いて、最後の試験「パイピング」。
「おたんじょうびおめでとう」の文字を書きました
パイピングはクリームをつめるコルネを作るところからスタート。
しかも30秒と決められた時間内につくらないといけないんです。
もちろん仕上がりもチェック対象。
ちょっとでもズレがあると不合格になってしまうので、みんな真剣な表情。
講師が1つずつチェックし、「厳しいです~!」と思わず悲鳴をあげる子も(笑)
完璧につくれた子は数人しかおらず、悔しそうにする学生もちらほら…
それほどにがんばってきたということですよね
そして、ラストは全員で「おたんじょうびおめでとう」の文字を絞っていきます。
こちらの制限時間は2分。静寂の中、みんな真剣な面持ちで描いていました。
できあがったパイピングの一部をご紹介~
もちろん講師からのアドバイスもいただきました
1日かけて試験を受け、講評をいただけたことで、みんなそれぞれ成長できたところ、
今後がんばっていきたいところがしっかり見えた様子。
これからのお菓子作りに活かしていってくださいね