- 製菓・カフェ・調理専門の学校【レコールバンタン】/
- トピックス/
- 学校ブログ/
- 夢のようなごちそうにウットリ!ウィンタープレスクール ...
2015.12.25東京
イベント
今回は、12/23に行われたウィンタープレスクールの様子をレポート
—— こちらは、パティシエのコース。
コックコートとエプロンに着替えたプレスクール生たち。
食の業界は、礼儀が大事
授業前は、挨拶が欠かせません。
「よろしくお願いします」
原島講師
「今日はロールケーキを作ります。デモンストレーションをしっかり見て下さいね。
まず、ハンドミキサーでメレンゲをたてます。お砂糖を1/3入れてミキサーをかけていきますよ。
今は一瞬でミキサーの後が消えますが、だんだんすじが残るようになります」
ここで、2回目のお砂糖を投入。
原島講師
「ツヤが変わってきたの、分かりますか?お砂糖が入ることでパールのようなツヤが出ましたね。
メレンゲの質感を見るときは、ゆっくりミキサーを持ち上げることが大事です。
つのの感じがよりシャープになりましたね」
と、細かく説明
生地を伸ばしてオーブンへ…
ロールケーキの生地には、「パータ・シガレット」と呼ばれるもので、
クリスマスらしい模様をつけました。
いよいよ、プレスクール生の番。
生地にクリームを広げていきます。
はじは、薄めにしなくてはいけないのですが……
ちょっぴり苦戦中
「はじっこは、すり切るイメージでしてみて」と、在校生がアドバイス
生地がくずれないように巻きこんでいきます。
ロールは、一定の長さに切り分けます。
最後はかざりつけ
チョコレート細工やイチゴをのせて、素敵なデコレーションロールケーキが完成しましたー
—— こちらは、調理のコース。
メニューは「ローストチキン マッシュルームグレービー」です。
鶏を糸でしばり、スパイスをまぶし、オーブンに入れるところ。
「丸鶏にさわるなんて始めて。はじめまして、ですよ」と、笑うプレスクール生
白田講師
「では、グレイビーソースを作ります。まず、たまねぎとニンニクをアシェします。
スクールでは、たくさんのフランス語が出てきます。
僕自身はNYで働いていたので、英語を使います。アシェは、みじん切りのこと」
白田講師
「鉄のフライパンで、ポルチーニを炒めます。色がついたら塩、胡椒をふって。
ここに、シュエ(汗をかかせるように加熱)した、たまねぎを入れます。
最後に、鍋の底についたポルチーニの焦げをポルトワインで煮とかします。
おいしい部分を液体で煮溶かすことを
デグラッセ(仏語) = ディグレーズ(英語)
といいます」
ポルトワインが「???」のプレスクール生にボトルを渡す白田講師。
「香りを確かめて。どんどん素材を知りましょう」
180℃のオーブンで40分間、チキンを焼き上げたら肉をハズします。
ポイントは?
「関節、骨と骨が結合している部分に包丁を入れると、バラしやすいです。
今日はスタッフィングを詰めましたが、米や豆でもいい。鶏のジュースを吸っておいしくなります」
白田講師が仕上げた一皿を試食すると……
「んまーい」
「やわらかい」
と、一同感動
最後は、「Thank you for coming today, I am looking forward to seeing you!」
と、白田講師流の挨拶でしめくくりました。
お疲れさまでした
でも、これで終わりではありませんよ。
会場を移して……
ようこそレコールバンタンのクリスマスパーティーへ
てまり寿司、生春巻き、バーニャカウダ、ピンチョス、
ショートケーキ、アップルパイ、チョコレートタルトなど、
数えきれないほどのようなごちそうがお出迎え
また、ドリンクコーナーでは、先輩たちがイタリアソーダ、カプチーノなどお好きなドリンクをサーブ。
これぞ、在学生による本気の「おもてなし」です
パティシエコース&調理コース合同なので、
テーブルには作りたてのロールケーキと、
ローストチキン マッシュルームグレービーも並びましたよ
「イベントが多いので、楽しいです。ここまで学生に任せてくれるところはないと思います。
今回のパーティーも僕たちで企画したんですよ」
とうれしそうに語るのはプロジェクトリーダーの仲田くん。
おしゃべりもはずんで、大盛り上がり
最後は、トナカイ頭のサンタ(※スタッフです)と一緒に、ビンゴ大会ー
「すべてが始めてなので面白かったです。先生も個性的で良かったです」
「テレビでしか観ないようなチキンにさわれて楽しかったです」
「ロールケーキは巻くのが難しかった。また家でも作ってみます」
こうして、作って食べて、充実した時間を過ごすことができました
同じ目標を持つ仲間だからこそ、すぐに意気投合できるんですね。
皆さんも、どうぞ「おいしい」クリスマスを