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- レコールバンタン卒業修了制作展2016レポート
2016.03.19東京
イベントデビュープロジェクトカフェ実践デビュープログラムフードコーディネーター実践プログラムパティシエ実践デビュープログラム
2016年2月21日、レコールバンタン東京校全科で卒業修了制作展が行われました。
学生がレコールで学んだことをすべて出し切る集大成のイベント!
各科それぞれ趣向を凝らしたコンテンツを企画しました。
そのすべてをレポートします
レストラン・ケータリング科では実際にレストラン『parador』をお借りして
レストラン運営とケータリングを提供。
オープンの11時前から多くのお客様が並び学生たちからも嬉しい悲鳴が!
ケータリングは『FOOD PARTY!』をテーマに、パーティーを盛り上げる色とりどりのフィンガーフードが並びます
お客様からも「カワイイ!!」の声があがりスマホで撮影する人もたくさん♪
学生も料理の説明をしっかり行います
お客様からは「美味しいだけでなく見た目がカワイくて食べるのがもったいないほど」
「お皿も手作りでアイデアがいっぱいで素敵ですね」と大好評です。
ケータリングフロアの奥ではレストランシェフチームが「給食の進化」をテーマに
給食を再構築させたメニューを考案。
「フードアルチザン(食の匠)」で取り上げられている日本全国の食材を使って表現します。
開店わずか30分でお店はほぼ満員!すごすぎます。
カフェ総合科、カフェ・バリスタ専攻、カフェオーナー専攻は2つの会場でイベントを行いました。
『GOBLIN.Ebisu』ではインテリアショップ・デザイン会社とコラボしてグラフィック×フードの融合を提案。
店内には学生自身が撮影した写真を印象的に散りばめています。
写真の配置や照明、インテリアもすべて学生が考えたものです!
そして料理はシュー生地を使い前菜からデザートまでをワンプレートにして提供。
「シュー生地というとスイーツを連想しがちですが、1皿で完結するコース仕立てにしました。シュー生地を600個以上焼いて大変だったけど、食べた後のお客様の笑顔で吹き飛びました」と学生。
今度は『EBiS303』にうつり、会場をレポート!
『IN/OUT』では限定50杯の水出しアイスティーを販売。
紅茶が大好きな学生の案によるもので
「ダージリンの春摘みの茶葉を使っていて、紅茶専門店でも飲めない希少なものです。
抽出時間にもこだわりました」と説明。
その珍しさに惹かれ、限定数はあっという間に完売です
そしてバリスタ科は『HAPPY_CUPS』というタイトルのもと
イギリス、スイス、トルコ、台湾の4ヶ国の朝食にぴったりな様々なドリンクを提案しています。
トルコのサバサンドにはトルコブレンドのコーヒー。スイスのミューズリーにはアップルフルーツティーなどまるで海外旅行気分♪
料理だけでなく国のマメ知識を書いたパンフレットも学生の手作り!
その横では学生によるコーヒーワークショップが。
サイフォン、フレンチプレス、エアロプレス、ハンドドリップの4種類で淹れたコーヒーを飲む比べができます。
そしてより、コービーの興味のある人には抽出体験も実施。
普段は教えてもらう学生が教える側にまわります
このワークショップを考えた理由を学生に聞いてみると
「私たちがレコールで教わったことを何か発信したいという気持ちからワークショップを開催することにしました」
「まずはコーヒーに興味をもってもらいたい。そう思って、器具の違いや抽出方法など基本知識をご紹介することにしたんです」
その思いが通じたようで来場者からは
「こんなに味が違うんだ!」「実際に比べて飲んだのは初めて」の声があがり興味津々の様子。
学生の狙いは見事、当たったようです!
パティシエ総合科と高等部のエリアには何やら長~い行列が
学生がオープンしたスイーツショップに並ぶ来場者の数がすごいことになっています
高等部は『Couleur』というショップ名。その理由は?
「“色”という意味で、学生ひとりひとりの個性が出るようにと思って名付けました」
授業で学んだレシピと学生それぞれがオリジナル1作品を考えて販売。
総合科は『ANNEAU』。“輪”がテーマになっています。
今回、“円と直線”をテーマにしてオリジナルスイーツを製作。
どんなスイーツを作ったか学生に聞いてみました。
「私はオペラを製作。形は直線ですがキャラメルと洋ナシのマリアージュで円を表現しています」
「円と直線を擬人化してロミオとジュリエットをイメージしたスイーツを提案しました。
チョコレートムースとグリオットをあわせたケーキで恋心を感じてもらえれば」
高等部の学生は「この日のために一生懸命用意したケーキがあっという間に売れて、嬉しい反面、もう終わっちゃうんだって寂しい気持ちでいっぱいです」
総合科の学生は「正直、行列ができるなんて思っていなかったのでびっくりしています。オリジナルスイーツを完成させるまで、うまくいかずに胃が痛くなるような日もあったけど、こんなに多くの人に食べてもらえるなんて嬉しいです」
どの会場も多くの来場者であふれ、おおいに盛り上がった卒展。
それは、すべての学生がこの日にむけて努力を重ねてきた結果です!
卒業後は、それぞれ食に関する業界に進んでいく学生たち。
この頑張りと成功の経験は、必ずみんなの身になって役立つはず!!
これからも頑張ってください!