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2016.06.10東京
授業/特別講師/講演会
2016年度からレコールバンタンに新設された
「パティシエ パリ留学本科」
パリと日本のトップパティシエが監修した
バンタン独自のスイーツプログラムを学んだ後、
2年次の途中から、パリの一流のシェフのお店で
技術やスイーツのデザイン性を学ぶ実地研修を受けられるコースです。
この日は、フランス語での製菓実習です。
Madeleine au the vert(抹茶のマドレーヌ)を制作し、
Financier d’erable(メイプルフィナンシェ)の
作り方も合わせて学びます。
まずは抹茶のマドレーヌの作り方を久保講師が
日本語でデモンストレーションを行い、
その内容をCœlien(セリアン)先生がフランス語に訳します。
すべての内容を理解するのは大変ですが
学生たちはセリアン先生のフランス語に一生懸命耳を傾け、
ポイントになる単語を繰り返し発音していました。
説明の後は学生たちが実際に作る番です。
セリアン先生は、作業する学生たちの近くに行き
身振り手振りを交えながら、どんどんフランス語で話しかけます
「まだフランス語はわからないですけれど、なんとなく……。
材料名はわかるんですけど」と学生たち。
とても和気あいあいとした雰囲気です。
マドレーヌの生地をオーブンに入れたら
続いてはメイプルフィナンシェのデモンストレーション
同じように、久保講師の言葉をセリアン先生がフランス語に訳します。
焦がしバターを作る過程の説明も
「みんなフィナンシェは卵の白身だけ使うけどマドレーヌは全卵だから、気をつけてね」
という注意も、すべてもフランス語です
フィナンシェのデモが終わったら
焼きあがったマドレーヌを食べながら
材料名と今日習った作り方の手順をフランス語で復習しました
またセリアン先生にフランス語上達のポイントを尋ねると
「フランス語の音楽を聴いたり、インターネットの番組を観たりするといいよ」とアドバイスをしてくれました。
「フランスで製菓を学びたくて、このコースを選びました。
フランス語は難しいけれど、一から勉強するのは楽しいですね」
と学生からもコメントをいただきました
みんなパリ留学に向けて、製菓の技術とフランス語を
身につけようとがんばっていました
今後の上達が楽しみです