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2017.09.10東京
授業/特別講師/講演会デビュープロジェクト
一枚の用紙を前に頭を悩ますカフェと調理クラスの学生たち。
今日は企画書づくりを行います。
銀座にある人気コンセプトレストラン『迷宮の国のアリス』とコラボして、クリスマスメニューを考案。
フードとドリンクメニューを学生が考えます。
しかし、そこに立ちはだかるのは企画書!
書類審査を通過するための魅力的な企画書づくりを、
多くの人気雑誌を手掛けてきたエディターの山村光春講師が教えてくれます。
今回、お店側からはアリス×クリスマス×インスタ映えするメニューという要望が。
とはいえ、ただレシピを考えればいいわけではありません!
・メニュー名
・コンセプト
・ターゲットイメージ
・メニューイメージ
・レシピ
・ストーリー
・販促方法の提案
・販売価格
など、より具体的な提案を企画書にまとめます。
まとめた企画書は山村講師が丁寧にチェック!
阿部さんのコンセプトはクリスマスのアリスの世界をのぞいているイメージ。
色鉛筆を使いメニューをわかりやすく描いています。
熱くコンセプトを語る阿部さんに「そこまで考えているなんて感心しました!」と山村講師も絶賛。
「そのイメージを文字化するテクニックを教えましょう」とアドバイスを受けます。
江本さんのメニューはトランプをイメージしたサンドイッチ。
プレゼントBOXに入れて提供しクリスマス感を演出します。
「サンドイッチの中身は?」と聞かれると「エビとアボカド、トマトとチキン、フルーツ系を考えています。
少し普通すぎますかね」と心配そうな江本さん。
これに山村講師は「食べて親しみのある味が一番!」と太鼓判。
安部くんはストーリーをしっかり考えて山村講師に伝えます。
そのしっかりしたストーリー性に
「販促部分にこのストーリーを伝える何かを添えてみたら?」とアドバイス。
佐藤さんはトランプ兵がハートの女王に狙われるイメージで、
鶏肉をメインにバジルソースとホワイトソースを使った料理を考えます。
「トランプの兵の槍が鶏肉を突き抜けているような飾りを入れたい」と見た目に楽しいアイデア提案。
学生ならではの発想の柔軟性はとても大事!
岩田くんは冬をイメージしてタラのポワレとホワイトソースを泡にして雪を表現するメニューを提案。
「でもアリスっぽくないんですよね」と不安を口にすると
「すべてをアリスに寄せることはない! コンセプトが雪や白ならそのままでいこう。もっと白い世界を追求して」と山村講師が後押し。
さまざまなアイデアは出てくるけれど、なかなか書面にまとめられない学生たちに山村講師が的確なアドバイスを行います。
そして最後に
「企画書は最初に見られる大事なもの。
まず“ここがポイント”ということをしっかり書くだけでなく、お得ポイントも書きましょう。
お客様がこの料理のどこにコストパフォーマンスを感じるかを明記してください」とプロ目線の意見を伝えてくれました。
学生の中からどの料理が選ばれるのか楽しみですね!