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2020.03.20東京
イベントデビュープロジェクトコンテスト
バンタン生の学びの集大成となるイベント・バンタン卒業修了展 『VANATAN STUDENT FINAL2020』が開催されました。
レコールバンタンは、代官山レーブ校舎、恵比寿ボヌール校舎、そしてベルサール渋谷ファーストの合計3会場で開催。
代官山レーブ校舎は編▶https://www.lecole.jp/topics/blog/detail/4056.php
恵比寿ボヌール校舎は編▶https://www.lecole.jp/topics/blog/detail/4057.php
今回は、ベルサール渋谷ファーストで行われた4ブースと表彰式の様子を密着レポートします！
1.パティシエ研究科＜Fille brille＞
アクセサリーブランド『critical:lab』とコラボレーション！
アクセサリーからインスパイアされたケーキを生菓子、焼菓子を調理＆販売しました。
ブースの前に長蛇の列ができるほど大人気！
ケーキ『Sophia』を考えた池本さんは...
「女性の二面性をテーマにしたアクセサリーブランドということで、ケーキはどれも『二面性』を表現しています。私が考案したのは、バジルを使ったムース。スイーツに使われることのないバジルを使っているのがポイントです」
他に、ゴマのムース『Dualite』、ライムとチーズのムース『Lime』、黒いマカロンのケーキ『noir＆blanc』など目にも鮮やかなスイーツがショーケースに並びます。
2.カフェプロフェッショナル研究科＜喜菜里＞
飯田さん 「この会場には、手軽に食べてもらえるランチを提供する店がありません。そこで、僕たちはおにぎりのテイクアウトを提供することにしました。味は鯛の出汁でたいた『鯛飯』と、昆布の佃煮入りの『昆布』です。副菜のぬか漬けもアクセントになっています」
和食離れが進む若者や海外からの観光客にも食べてほしいという想いが込められているそう。
3.カフェプロフェッショナル研究科＜共かふぇ Universal Design cafe＞
こちらは、ユニバーサルデザインの調理器具や食器を体験できるブース。
※ユニバーサルデザイン：文化・言語・国籍や年齢・性別などの違い、障害の有無や能力差などを問わずに利用できることを目指した物
酒井さん 「ユニバーサルデザインとは、文化や言語などの違いや障害の有無を問わず利用できる優れた建築、設備、設計のことを指します。ユニバーサルデザインは日々の暮らしの中にあるものです」と、説明します。
ブースには、OXO、有限会社ZERO JAPAN、信濃化学工業株式会社、aiyu、ののじ（敬称略）などのお皿やカトラリーがズラリ。
酒井さん 「実際に手に取っていただくことで、素晴らしさを感じていただきたい。今回のプロジェクトを通して、自分自身が将来店を開く時にユニバーサルデザインの食器を選びたいと考えるようになりました」と話します。
4.WSパティシエ研究科＜DIary＞
チョコレートを使ったアート作品と焼き菓子の販売を行うブースを出展。
店長の吉川さんは...
「チョコレートの販売なので、混ぜ方やテンパリング（温度調整）をする工程など、チョコレート作りの技術が磨かれたと思います。オススメは、今人気のルビーカカオを使ったチョコレート。程よい酸味がクセになります」と、にっこり。
他にも、オランジェットなどのスイーツをリーズナブルに提供しました。
ブースは常に、他スクールの学生や保護者、入学予定者たちで賑わっていましたよ。
フードデザインの力を発揮して、多くのゲストに美味しい感動を届けることができました♪
そして最後は、いよいよ表彰式『バンタンアワード フードクリエイティブ部門』です！
審査員はこちらの方々です！
(左から)
Fantagista21代表 宮崎 辰様
PH PARIS JAPON 株式会社 代表取締役社長 RICHARD LEDU (リシャール ルデュ)様
YUKIYAMESHI代表 寺井 幸也様
TRANSIT GENERAL OFFICE 本部統括シェフ 小谷 壮之様
フードクリエイティブ部門第３位は・・・
レコールバンタン高等部 パティシエ専攻 パティシエ・パリ留学専攻！
『PIERRE HERMÉ』の若年層向け新商品企画と高等部の学生たちによるオリジナルスイーツ＆ドリンク提案しました。
フードクリエイティブ部門第２位は・・・
レコールバンタン パティシエ研究科！
『アクセサリーブランドcritical：labとのコラボパティスリー』アクセサリーをイメージした生菓子や焼き菓子を制作し、ブランドの展示も行いました。
そして、フードクリエイティブ部門グランプリは・・・
レコールバンタン カフェバリスタプロフェッショナル研究科！！
ファッションブランド『tsuyoshi yao tokyo』とコラボし、2020SSのシーズンテーマ＜until dawn＞をイメージしたオリジナルドリンクを提供。
店内にはtsuyoshi yao tokyoの洋服も展示されました。
＜審査員コメント＞
宮崎様
「総評としては皆さん、コンセプトとテーマをしっかり立てて取り組んでらっしゃるなと感じました。今回受賞された方は特に、“ああしたい・こうしたい”といったニーズに対して非常に的確にものづくりをされてるなと感じました！」
寺井様
「プレゼンが一番分かりやすく、純粋に美味しかったです。
“食”で大事な事はお客様から見た価格帯や味だけじゃありません。受賞した方は店の空間づくりも素晴らしくて、このままお店にできるのではないかと思いました。
これからも個性を生かしてチャレンジをしていってほしいと思います。」
RICHARD LEDU (リシャール ルデュ)様
「コンセプトからビジネス、コミュニケーションまで全部素晴らしかったです。」
また、宮崎様から、
「皆さんの作られるものは全てクオリティが非常に高く学生の域を超えていると思いました。人間味のある感情をこめたプレゼンテーションができたという点が非常に好印象でした。これから皆さん社会にでていくと思いますが、人がつくるものをお客さんに届けることだけは忘れないように継続して頑張っていって下さい。」
と総括も頂戴いたしました。
受賞した学生は・・・
「このような素晴らしい賞を頂けたこと、本当に有難うございます！
バンタンで学んできたこの2年間は、食を飛び越えてファッションの人達や、スタッフの方含め色んなことを知れて繋がれました。授業の中で学んだこの２年間の集大成がこうして評価して頂けた事がすごく嬉しいです。卒業してからも僕たちの好きなコーヒーをもっとお客様に伝えられるように頑張っていきたいなと思います。」
と笑顔でコメント。
受賞された皆さん、おめでとうございました！！！
卒業する学生たちは、学生生活で学んだことを活かし、これからの社会生活も頑張ってください！
