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2012.08.28
毎年夏に開催するスペシャルイベント
「Summer collection」が開催されました
サマーコレクションとは、
バンタン入学希望者と在学生がチームとなって、
商品のプランニングや試作などに取り組むワークショップ
2日間にわたり仕込みを行い、最終日にはカフェでのスペシャルイベントが行われます
今回は「ベリーヌ」「クッキー」「オリジナルドリンク」「オムライス」の4チームに分かれて
調理を行いました
まずは、鍋田講師率いるベリーヌチーム
ベリーヌとは、グラスに入ったデザートのことです
黒瀬さん
「私達のチームはユズを使ったベリーヌです」
北原さん
「先輩にアドバイスをいただきながら...。
意外とユズとチョコレートの相性がいいということを発見しました」
松江君は、大学4年生。
「お昼は、先輩たちが作ってくださった焼きたてパンを食べました
野菜やベーコンなどトッピングも豊富に用意されていて驚きました
来年入学する予定ですが、将来は、
地元に美味しいスイーツショップを開きたい。
1度しかない人生なので、この道に入ろうと決めました」
と目を輝かせていました。
他にもパイン×バジルの組み合わせや、
パンナコッタ×フランボワーズ×苺のフレーバーミックスなど、
趣向をこらしたラインナップが揃いました
プロッパーを上手に使いこなしていた佐野さんは
「友達の誕生日会にロールケーキやショートケーキを作ったことがあるのですが、
学校には家庭にはない調理器具がたくさんあって、ドキドキワクワクします」と笑顔
続いては、「クッキー」のチーム
アドバイザーの中田さん
「今日は、1400枚(!)のクッキーを作ります。
お店で使う調理器具を使用して、
大量に材料をミックスする作業を体験してもらいました。
現場の感覚をリアルに感じて欲しかったので」
フレーバーは、全部で4種類。
うず巻き模様のクッキーが2種類
①抹茶×プレーン②ココア×プレーン
スノーボールクッキーが2種類
③ラズベリー④ココナッツです
クッキー生地を丸めるのに夢中の蟹沢さんは
「量を作るのって、どんどん作品が出来てきてすごく楽しい」
作り手が楽しいと、クッキーの味ももちろん美味しくなりそうですね
クッキー生地を「巻く」作業では...
櫻井講師
「横にまくのではなく、下にプレスするようなイメージで。
隙間を作らないよう注意してくださいね」
焼き隊、切る隊、などいくつもの部隊に分かれて作業します。
チームワークの重要性も自然と身に付きます。
3階では、篠崎講師&アドバイザー佐藤さんが監修する
ドリンクチームが、無数のシロップと格闘中...
矢本さん
「ライムを使うか、レモンを使うかで迷いましたが、
香りのいいレモンを選びました。
見て楽しくなるドリンクを作りたいです」
小松崎さん
「少し甘過ぎるかな?どう思う?」
チームで相談しながら、細かな調整を繰り返します。
分量を少し変えるだけで、ガラリと表情を変えるドリンクの世界。
篠崎講師
「一杯目で美味しいかどうかを判断しがちですが、
ドリンクは1杯ぜんぶ飲み終わって評価されるべきもの。
全部飲み終わった時のお客さんの満足を考えて作らなきゃいけないんです」
特に、ブルーマロウを使ったドリンクは、
色が変化する不思議さが売り!!
ブルーマロウは、リトマス試験紙と同じように、
酸性に反応すると青から赤に変色するのです
「『講師に聞けばいいや』という学生もいますが、
今回参加した学生はみんなやる気がある。とても自主性が高く、
素晴らしいです」と、篠崎講師も太鼓判を押していました
最後は「オムライス」
岡田講師のオムレツ作りの手際のよさに、全員が圧倒されていました。
卵が半熟にかたまってきたら、フライパンの柄を持ちあげて45度に傾けます。
フライパンの柄をとんとんと優しく叩き、形を整えていきます。
生泉さん
「なかなか上手にできません... もう4つオムレツを焼きました」
オムレツを見事に完成させた土屋さんが、盛り付け方に悩んでいると...
岡崎講師が
「水菜は、もっと細かく切ってのせるとキレイに見えますよ。
あとは、食欲をそそる赤色を足すとよいですよ」とアドバイス。
ケチャップを1滴垂らし、スプーンでサッとのばして流線状に!
このひと手間で、おしゃれさが一気にアップ!
どのチームも、真剣に課題に取り組んでいました
自らの手で「美味しいもの」を作りだす喜びを感じられた一日でした
どんな作品が出来上がってくるのでしょう。
「Summer Collection」当日のレポートも、どうぞお楽しみに