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- パティシエ授業☆SWEETCH・笠尾美絵氏【レコール ...
2012.06.04
この日は、
特別プログラム「直伝レシピ」の授業におじゃましました。
講師としてお招きしたのは、アイシングクッキーやデコレーションケーキなどの
オーダースイーツを専門とする
「SWEETCH」を主宰する笠尾美絵さんです
笠尾さんは、ホテルやパティスリーなどで
10年間パティシエとして活躍なさってから
「SWEETCH」を立ち上げられました。
「10年間、パティシエとして基本を身につけてきたから、
お客様のオーダーに応えられるデザインが
作れるようになったのだと思います」
その活躍の場は、雑誌、広告、CDジャケット、イベントetc・・など、
本当に多岐に渡っています
今、スイーツは様々なジャンルで活動していて、
お仕事の幅も本当に広がっているんですね
今回は、笠尾さんからクッキーで作る「シャンデリア」を
教えていただきます
クラスを3グループに分けて、テーマを発表!
・シンデレラ
・赤ずきん
・ブレーメンの音楽隊
以上、今回は3つの童話の世界をそれぞれモチーフにして
シャンデリアを作成します。
最初はクッキーづくりから。
たとえば、シンデレラであれば、
「かぼちゃの馬車」「ガラスの靴」「シンデレラ」「王子さま」・・などなど
お話にでてくる登場人物やアイテムを型紙に起こし、クッキーにしていきます
どのグループもかわいらしいクッキーが焼き上がりました
これに白いアイシングをほどこしたら、できあがりです
とっても可愛くて、食べるのが勿体無くなってしまいますね・・
続いては、針金を使ってのシャンデリアの骨組みづくり。
大・中・小と3つの大きさの違う輪をつくり、立体的に組み立てて行きます。
ふだんのスイーツづくりとは、ひと味違う作業。
どのグループもしっかり上手にできあがりました
この骨組みに、さきほど焼き上げたクッキーを、テグスで吊るしていきます
まずは笠尾さんのデモンストレーションをから。
「クッキーをつけるのは2段目、1段目、3段目の順番がやりやすいですね」
「2段目は細長いクッキーを、3段目には小さめのクッキーを吊るすと、
きれいに仕上がります。
3段目はちょっとテグスを長めにしたほうがバランスが良くなりますよ」
笠尾さんが作ってくださったのは、不思議の国のアリスのシャンデリア。
1段目にはネコやポット、2段目にはアリス、
3段目にはトランプや鍵がつり下げられ、
とってもかわいらしい仕上がりです
学生たちも笠尾さんからアドバイスをうけながら、挑戦。
まずは、どのクッキーをどの場所に吊るすかを決め、
みんなで協力しあいながら組み立てていきました
そして完成した4つのシャンデリアは
レコールバンタン・レーヴ校舎の玄関にディスプレイ
「すっごいかわいい」と学生たちも大喜び!
そのあとは、教室に戻って笠尾さんへの質問の時間。
これまでの作品の制作秘話をいろいろとうかがうことができました。
笠尾さんのHPはこちらです。
http://www.sweetch.jp/
そして、次の授業は、笠尾さんとコラボレーションしてのデビュープロジェクトとの発表が!
内容は、目黒にある幼稚園『wagoland』さんの
エントランスをアイシングクッキーで装飾するというもの。
来週クッキーを作り、再来週、幼稚園にうかがって飾ります。
教室を飛び出しての現場体験が、すぐそこにせまっています
みなさん、がんばりましょうね