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2022.08.20東京
コンテスト
レコールバンタン高等部では、在学中からプロとして活躍するための実践的スキルを養います。
中でも「スイーツ甲子園への出場」は、高等部生にしかできないチャンレジ。第9回大会(2016年)では、
『東京らんこんとる』チームが2位入賞、第7回大会(2014年)は『すまいる』チームが優勝を果たすなど輝かしい成績を残してきました
2022年「第15回スイーツ甲子園」東日本予選大会に、
レコールバンタン高等部東京校「Sourire」(スリ―ル)チームが出場しました。メンバーを紹介しましょう
・藤川 真歩さん(左)
いつも中立的な立場で物事を考え、ムードメーカーとしての役割を果たす藤川さん。
スイーツ甲子園の他に、課外活動にも力を入れており、レコールバンタン講師でもあるフードスタイリストの「アシスタント」としても活躍しています。
・鈴木 琴美さん(中央)
「冷静で、常に落ち着いて行動できる」と、担任講師も太鼓判。メンバーからの信頼も厚く、頼れる存在です。
・篠田 花音さん(右)
コミュニケーション能力が高い、しっかり者。大会で持ち込む機材、調理するキッチンに元々備わっている機材まで、トータルで把握しています。
実は、今大会には誰でも応募できるというわけではありません。4月に学内での選考を経て、
6月に上位2チームを選出し、「第15回スイーツ甲子園」に書類を送付。2チームのうち、「Sourire」が予選大会へと駒を進めました!
<気になる!予選大会の試験内容は……?>
書類審査を通過したチームは、予選大会にて調理試験と筆記試験を行います
調理試験では、応募作品「聖夜の祝福」を2時間30分以内に作成します!
筆記試験を終えて、いよいよ調理試験目前。でも、メンバーの表情はリラックスしています
「聖夜の祝福」は、下から順にロイヤルティーヌ、ガナッシュ、ダックワーズピスターシュ、ムースピスターシュ、ラズベリージュレ、
そして表面をグラサージュで包んだオリジナルケーキです
<調理試験がスタ―ト!>
藤川さんは、ラズベリージュレを調理。
そして、早々に飴細工に取り掛かりました。
鈴木さんが作っているのは「ロイヤルティーヌ」。
メンバーに声を掛けながら作業を進めていく姿が印象的
飴細工は「ランプ」の下で、高熱の状態で引きツヤを出すことがポイントに
繊細で壊れやすい飴細工。扱う際には、細心の注意が必要です……!
対戦するのは、大竹高等専修学校(東京都)「Sカルゴーズ」、城南高等専修学校(岐阜県)「enfants」、
北海道三笠高等学校(北海道)「rêves」の3チーム。4チームのうち1チームのみが決勝大会に進めます。
2時間30分の時間内に、大きなミスもなく「聖夜の祝福」を作り終えました
<調理試験を終えて……>
3名にインタビューを行いました!
――― お疲れさまでした。まずは感想を聞かせて!
鈴木さん「落ち着いて、緊張せずに調理できました」
篠田さん「時間がおすこともなく、楽しくできました」
藤川さん「やり切りました!実習みたいな雰囲気で声を掛け合いながら落ち着いてできました」
――― 出場して、大変だったことは?
鈴木さん「直前に体調を崩してしまい、練習できる時間が限られていました。
自分のせいで迷惑をかけてしまうのではないか?オペレーションは大丈夫なのか?と不安でした」
篠田さん「大会直前にメンバーになったので…鈴木さんも来られるか分からない状況だったけれど、『やるしかない!』と思い参加しました。
遠し練習は2回のみでしたが、審査員のシェフたちに『そうは見えないね』と言われ、励みになりました」
藤川さん「直前まで、出場できないのではないか?という不安要素がありました」
――― 参加して、成長したなと感じることは?
鈴木さん「他のチームの飴細工を間近で見られました。全く違うデザインで、刺激をもらいました」
篠田さん「時間制限がある中でも、しっかりとチームで作品を完成できたことです」
藤川さん「精神面が強化されました。この大会を体験したら何でもできるような気がします」
――― 事前に、担当講師から特訓を受けましたね。いかがでしたか?
藤川さん「厳しいお言葉をいただきましたが、その分、身が引き締まりましたし、緊張感を持って練習にのぞめたと思います」
篠田さん「作り方が分からないケーキを、一から教わることができました。また、効率重視ですべき作業と、
丁寧に時間をかけて行う作業とがあり、使い分ける大切さを学びました」
――― スイーツ甲子園出場を目指す、後輩たちにメッセージを!
鈴木さん「筆記試験は、ネットに過去問があるから、ぜひ勉強しておいて」
篠田さん「自分の作りたいケーキを我慢せず、たくさん意見を出して。自分がやりたいことを明確にして、チームに伝えていくと良いと思います」
藤川さん「自分はできない、というスタンスでいたほうが、結果的に沢山のことを吸収できると思います。素直に講師のアドバイスを聞いて!」
そして、迎えた結果発表の時間。決勝大会に進むのは……
レコールバンタン高等部「Sourire」チーム
名前が読み上げられた瞬間、大きな拍手が巻き起こりました
改めまして、本当におめでとうございます
決勝大会でも、全力で頑張ってください
スタッフ一同、応援しています