- 製菓・カフェ・調理専門の学校【レコールバンタン】/
- トピックス/
- 学校ブログ/
- SNSで人気の新進気鋭のパティシエ「あめくん」こと岡 ...
2023.03.02東京
授業/特別講師/講演会
「古い知識では夢に届かない。」
レコールバンタンの授業では、みなさんの先生は「全員が現役プロ講師」です。
いま、業界の第一線で活躍する講師だからこそ学べる、
いま、業界で求められている技術やトレンド。
そんなレコールバンタンの授業を入学前から体験できるのが
「プレスクール(入学前授業)」です。
今回のプレスクールの講師は、
SNSで話題の新進気鋭のパティシエ「あめくん」こと岡村シェフ。
大阪は中崎町にあるパティシエが全員20代の洋菓子店「hannoc」でオープニングからリーダー的存在として活躍。
そこでの勤務のかたわら、SNSを駆使した発信が話題となり、全国のコンビニで自ら監修するプリンで発売も。
そして昨年11月に独立し、「あなたの心を癒す優しいスイーツブランド」 として
自身のお店「amelaterie(アメラトリー)」を開業するなど、今注目を集める若手シェフの一人。
今回はamelaterieでも販売されている「紅茶のチーズケーキ」の実習、
そして飴細工のデモンストレーションという二本立ての内容。
まずはクリームチーズをほぐし、甘みをつけることから。混ぜ込む素材はサワークリーム、ギリシャヨーグルトなど。
一連の工程では「素材は混ざればよく、空気を加えないように」。
みなさんのまなざしは真剣ながらも、リラックスしたムードで聞き入っていました。
ケーキに固形性を出すためのコーンスターチは「背骨の役割」、
バニラエッセンスは視覚的にも効果があり、
レモン汁はその酸味により、チーズケーキの「甘みを切る役割」・・・
岡村シェフの説明はわかりやすく、みなさんもうなづきながらメモをとるペンを走らせていました。
シェフによるデモンストレーションが終わると、早速実習スタート。
プレスクールでは、在校生の先輩も優しくサポートしているので安心。
シェフも各テーブルをまわってみなさんとコミュニケーションを取りながらフォローしてくれました。
中にはお菓子作りの技術的なことだけではなく、「これから自分でお店を持ちたい」という夢を持っている方もおり、
一歩踏み込んだような質問に対しても丁寧に答えてくださる様子が見られました。
実はこの先生との距離が近く、いろいろと質問できるのはバンタンの普段の授業でも変わらないシーンです。
チーズケーキをオーブンに入れて焼いている間に、
みなさんお待ちかねの飴細工のデモンストレーション。
「あめくん」こと岡村シェフは青い花など青を美しく感じることから、この色にこだわって飴細工を作っているとのこと。
繊細な飴細工を丁寧に接合させていくのは、まさに職人芸。
作業の合間にも自身のキャリアについてのお話が盛り込まれ、
パティシエになった経緯から「hannoc」でのこと、
独立して立ち上げた「amelaterie」のことなど。
そして美しい飴細工が完成です。
青をメインにした色彩、そこに添えられた花や蝶。
出来上がった飴細工は参加したみなさんもしっかりカメラにおさめていました。
今回の授業ではまさに企業秘密とも思えるような、お店で販売している商品をそのままのレシピで体験させていただきました。
また、今回は年齢も近いシェフだけに、参加したみなさんにとっては自分の近い将来をイメージしながら体験できたことでしょう。